『虎に翼』次週予告。星長官の後妻・百合に挨拶をする寅子と成長した優未。一方で桂場、雲野、航一たちの周囲で動き始める原爆や戦争責任を巡るやりとり。最後には轟とよねが勢いよく…
現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。
8月9日放送95回の最後に、第20週「稼ぎ男に繰り女?」の予告が放送され、話題になっています。
*以下第95回のネタバレと次週予告の内容を含みます。
<第95回>
優未(竹澤咲子さん)から優三(仲野太賀さん)の手紙の存在を教えられた寅子。
自分のことばかりを気遣う内容に涙が止まらない寅子は、優三の分も優未を愛することが自分のやるべきことだったと改めて感じる。
雨の夜。列車が止まっていて帰りが遅くなった寅子は今の正直な気持ちを航一(岡田将生さん)に告げる。
<予告>
航一と成長した優未、そして手土産をもった寅子の三人がにこやかに挨拶を。
「母の百合さんです」と紹介する航一の声。
航一の父・星長官の後妻で余貴美子さん演じる百合が笑顔で応対し、その後ろで航一の二人の子供が頭を下げる。
「寅ちゃんもその人と結婚するの?」という声が流れる。
食卓を囲む寅子や花江たちを前に、トランペットを吹く直治(楠楓馬さん)。
「はて?」と目の前のカップルに対して声を発する寅子。
「原爆を投下した行為は国際法に違反するとして」という声が流れる中、深刻な顔で新聞を手に取る桂場等一郎(松山ケンイチさん)。
その新聞には「邦人漁夫、ビキニ原爆実験に遭遇 23名が原子病」「焼きただれた顔 グローブのような手」との記事が。
場面は変わり、轟法律事務所で向き合う、雲野(塚地武雅さん)と轟(戸塚純貴さん)たち。
「日本政府に、賠償を求める訴えを起こしている」と話す雲野。
驚いた表情を見せる轟とよね(土居志央梨さん)。
「犠牲者の方々とどう向き合い、これからの教訓とするのか…」との声が流れる中、ブランデーを傾ける航一。原子雲の映像が流れる。
「あの戦争とはなんだったのか」と話す寅子。
「じゃんけんぽん!」と勢いよくじゃんけんをする轟とよね。
出した手はふたりともチョキでーー。
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朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメント。
日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデルで、仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演。
尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。
08/09 12:00
婦人公論.jp