今年は「50-50」で確定か「流行語大賞」で大谷翔平以上にスゴい“2度受賞”の芸人って?

大谷

 先日、「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語が発表された。

 芸能関連では1月期ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS)の通称「ふてほど」や、Creepy Nutsの大ヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」。さらにドラマで話題になったセリフから、ネットフリックス「地面師たち」でピエール瀧が使った「もうええでしょう」、NHK連続テレビ小説「虎に翼」でヒロインを務めた伊藤沙莉の「はて?」がノミネートされた。

 ほかに野球からドジャースの大谷翔平選手が達成した「50―50」、パリ五輪からは女子やり投げ金メダルの北口榛花の「名言が残せなかった」や「初老ジャパン」「ブレイキン」。闇バイト強盗盗事件で話題になった「ホワイト案件」や「トクリュウ」、自民党派閥の「裏金問題」、などが入り、ネットで流行った「アザラシ幼稚園」「界隈」「猫ミーム」「はいよろこんで」「BeReal」も選ばれた。

 これらの中でも、SNS上では「50―50」が有力という声が多い。

「過去を振り返ると、2023年は阪神タイガースのリーグ優勝を表わす『A.R.E』、22年は東京ヤクルトスワローズの村上宗隆のあだ名である『村上様』、21年は大谷選手の『リアル二刀流/ショータイム』。さらに16年は『神ってる』、15年は『トリプルスリー』と野球関連の用語が選ばれる傾向が強いのです」(Webライター)

 そこで今回も大谷選手の「50―50」の可能性が高いというわけだが、大谷選手に関連した言葉がノミネートされたのは4年連続で、もし今回大賞を取れば2回目となる。さすがは大谷選手という感じだが、実は大賞ではないものの、同じ人物が2回選出された人物が過去にもう1人いる。

「お笑い芸人・とにかく明るい安村は昨年『I’m wearing pants!(アイム・ウェアリング・パンツ)』で選考委員特別賞を受賞、15年には『安心してください、はいてますよ』でトップ10に選ばれています」(同)

 大賞発表は12月2日だが、果たして大賞は「50―50」になるのだろうか。

鈴木十朗

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