「反省してなくない?」特殊詐欺で実刑判決の『ゴーカイジャー』俳優“炎上覚悟”手紙公開にファン悲痛「応援していた自分が恥ずかしい」

 

 2023年10月、特殊詐欺事件に関与したとして詐欺・窃盗容疑で逮捕された、俳優の池田純矢受刑者。現在は、実刑判決を受けている。

 

 2006年、14歳で『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』準グランプリを獲得し、2011年の『海賊戦隊ゴーカイジャー』(テレビ朝日系)で、伊狩鎧/ゴーカイシルバー役を演じてブレイク。声優としての活動なども順調だったが、すべてを失った池田受刑者が、およそ1年ぶりに自身のXを更新したのは、10月12日のことだった。

 

 

 手書き文書を画像として投稿した池田受刑者。タイトルは「今もファンでいてくれる貴方へ」とある。事件の真相は書けないとし《真実はありますが“司法上”僕は先日裁判で有罪判決を受け、これから受刑者の身分になります》と報告。また、2016年に一般女性と結婚して2018年に子どもが生まれていたはずが、手紙のなかで《僕は今『天涯孤独』の身です。頼れる親類はおらず、助けてくれる身内と言う存在がありません》と離婚をにおわせている。

 

 そして22日、今度は「お手紙を届けてくださった貴方へ」と題し、手紙の写真を投稿した。そこでは、《大多数のご意見は「ふざけんな」なのだとは思います。直接ネット等の反応を見れている訳ではないので憶測ではありますが、アレているだろうなとは推察できます。ごめんなさい》と謝罪しているものの、続く文面でこうつづっている。

 

《“世間”と云う大きな目から見れば「大人しく息を殺すように静かにひっそりと生きろ」と言うのが大方の意見なのだとは分かっております。でもね、“たった一人”でも僕がこうして言葉を発する事で「助けられた」「勇気を貰った」「嬉しかった」そう言って下さる方が居る限り、辞めませんよ。炎上なんて怖くもなんともないですよ。「燃えてナンボじゃい!」「応援してくれや!」「待っててくれや!」と声をあげ続けます。こんな所に居ながらでも人に元気を与えられると言う事を証明してみせます》

 

 特殊詐欺で被害者を出したにもかかわらず、開き直った態度に、Xでは怒りの声が続出している。

 

《警察官のふりしてるから明確に詐欺の意思があるのに「真実は別にあります(俺、本当は悪くないんです)」って言ってファンにタカろうとしてて、これが詐欺やって捕まる人間なんだな…と思う》

 

《ファンへの発信とか今やる事!?被害者への贖罪が先なんじゃないの?》

 

《怖っ 反省してなくない?出所してから拘置所の中に入ってた時期支えてくれたファンを今度は騙す気なん?》

 

 一方、池田のファンは複雑な心境の様子だ。

 

《もう思い出の中でじっとしててほしい》

 

《これまでの10年ほどの時間、俳優の池田純矢さんを応援していた自分が恥ずかしいという気持ちと、それでも何処かではまだ応援している気持ちがぐちゃぐちゃで整理が全くついてません》

 

《本当に情けなくて悲しい。まずお願いしますの前に謝罪なのに何それ。ずっとコメント待ってたファンに開口一番が、手紙くださいって何?ふざけてるの?炎上上等とかもう涙出るわ》

 

 池田受刑者は《どんな絶望からでも夢を見る事は出来る》《僕はもう一度光り輝く為にはどんな努力も惜しまない》と復帰を示唆。《“俳優として”もう一度同じように戻ってくる事は出来ないのかも知れない。それは十分分かっています。だから、“別の方法”を模索する。それさえも許されない世の中だとは思いたくない。世間のどんな辛い風当たりも跳ね返せるような、そんな人間になりたい》と謎の“返り咲き宣言”で手紙をしめている。

 

“別の方法”というのが、どうか人を苦しめない手段であると願いたい。

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