趣里、「天才弁護士役」主演ドラマロケ姿を目撃 父・水谷豊からの“独り立ち”で見せた“座長”の自覚
9月中旬だというのに、いまだ熱帯夜が続く日本列島。千葉県浦安市で、スマホを片手にスタッフを気遣う表情を見せているのは、女優の趣里だ。
この日、彼女は、10月14日にスタートする主演ドラマ『モンスター』(フジテレビ・関西テレビ系)の撮影に臨んでいた。彼女が演じるのは、高校3年生で司法試験に合格したという弁護士役だ。
「すぐに趣里さんだとわかりましたよ。本番前だったようで、髪にはまだピンをつけていました。スマホを取り出して会話するシーンで、何度もカメラテストをしていました」(ロケを目撃した近隣住民)
テレビ局関係者はこう語る。
「趣里さんは、クランクイン前に弁護士からレクチャーを受けたり、裁判を傍聴したりするなど、しっかりと準備をしていました。現場では法律用語が飛びかい、緊張感がありますが、休憩になると、先輩弁護士役のジェシーさんが、趣里さんにドリンクやスイーツを差し出したりして、優しい気遣いを見せています。さすが、年上女性の扱いに慣れていますね(笑)」
趣里といえば、俳優の水谷豊、伊藤蘭夫婦の一人娘だ。
「水谷さんは2023年に、20年ぶりに舞台に出演しました。舞台好きの趣里さんと奥さんの影響が大きいと思います」(同前)
2023年、NHK連続ドラマ小説『ブギウギ』で主演した趣里にとって、同作以来の主演ドラマとなる。彼女が朝ドラ後の第1作に選んだのが、意外な作品だったためだ。
「9月15日に最終話が放送された、二宮和也さん主演の日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)で、6年前のシーズン1と同じ看護師役を演じたのです。エンドロールでは『特別出演』扱いでしたが、あくまで“脇役”です。もっとも、ギャラは朝ドラ出演前から大幅にアップしたそうです。これまでは、父親の水谷さんの顔色をうかがってのキャスティングもあったと思いますが、これからは完全な独り立ちです」
満を持して主演を務める趣里。スタッフへの気配りも、“座長”としての自覚ゆえだろう。
09/23 21:00
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