「とうあ好きだけどさすがにキツイ」ブランド「AZUL」と「MARY QUANT」のコラボ、ジェンダーレスのモデルに賛否
若い女性に人気のファッションブランド「MARY QUANT」と「AZUL by MOUSSY」の初のコラボレーションアイテムが話題を呼んでいる。
7月中旬に両ブランド同士のコラボと、チャンネル登録者数128万人の人気YouTuberとうあのモデル起用が明らかに。8月から発売が開始されると、購入者限定で先着で配布されるロゴハンドミラーが品切れとなり、オンラインサイトではコラボ商品はどれも再入荷待ちの状態だ。
「とうあさんは、『Z世代が選ぶ2024年上半期に流行ったYouTubeランキング』で3位にランクインしています。メイクをしながらのエピソードトーク動画や、中町綾さんら親交のあるYouTuberとのコラボ動画が人気です。ジェンダーレスであることを公表しているとうあさんは、女性から絶大な支持を集めています。
YouTuberの他、モデルとしても活動し、『TOKYO GIRLS COLLECTION』に出演。自身もアパレルブランド『BG』のクリエイティブディレクターを務めています」(ウェブライター)
販売的には大成功といえるが、モデルのYouTuberについては賛否が割れているようで、Xでは
《マリクワとアズールコラボ???ってワクワクしてHP覗きに行ったらこれか 購買意欲も高まらないし参考にもならない》
《まじでマリクワ可愛いしアズールもずっと着てたから素直に嬉しいと思ったのにモデルがこれでまじで買う気失せた》
《とうあ好きだけどさすがにキツイ…》
《とうあが嫌いなわけじゃない。ただ合わなすぎ》
といった声が散見される。その他、企画自体への疑問などもポストされている。
《マリクワの件、知名度ある人採用する=商品売れるとはならないと思うけどなぁ…とうあ好きな人って高いお金払う人っているイメージないんだけどどうなんだろう??コラボだとしてもマリクワの客層とはズレてる気がする》
《とうあがどうこうじゃなく アズールとマリクワってジャンルが逆方向やのに コラボして微妙な(どっちの顧客にも当てはまらない)感じになってるよね》
YouTuberの特性がコラボに向かなかったのではないかという見方もある。
「私生活も赤裸々に公開するYouTuberは、常に賛否があるものです。とくにとうあさんの場合、ノーメイクの姿や変顔、旅先でのプライベートな姿を公開しています。友達のような親近感は感じられても、いわゆるファッションモデルや芸能人のような“憧れ”の存在にはなりにくいのかもしれません」(同前)
YouTuber×アパレルブランドという組み合わせは、過去にも炎上したことがある。
「コムドットさんが、CHANELの香水の広告モデルに起用されたことがありますが、コロナ禍での31人飲み会や深夜のコンビニ騒動などの悪いイメージから、ブランド価値が下がるといった声が集まり、炎上する事態になりましたね。テレビなどのマスメディアへの出演を通じ幅広い層からの支持を集めようとする芸能人と、ある程度セグメント化された視聴者にアピールするYouTuberとでは役割に大きな違いがあります」(同前)
それでもコラボ商品が売れたのだから、結果よければ全てよし。
09/18 10:05
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