『南くんの恋人』5度めドラマ化に“呼ばれなかった”元ヒロイン・高橋由美子の「不倫」「すっぴん勤務」数奇な人生
7月16日から、連続ドラマ『南くんが恋人!?』(テレビ朝日系)が放送される。
内田春菊氏の人気漫画『南くんの恋人』を原作にした同ドラマだが、今回は女子高生・堀切ちよみ(飯沼愛)が主役となり、恋人・南浩之(八木勇征)が“手のひらサイズ”になってしまうという、男女逆転バージョンだという。
なんと『南くんの恋人』は、5度めの実写化となる。今回、『南くんが恋人!?』の放送開始を前に、6月25日、26日には、過去にテレビ朝日で制作した、1994年版と2004年版の連続ドラマの第1話が再放送された。
1994年版は武田真治と高橋由美子、2004年版は二宮和也と深田恭子というのが、出演者の顔ぶれだ。
これらが放送されると「X」には
《嵐二宮と深田恭子のやつなんてあったのね。俺が知ってるのは高橋由美子と武田真治》
《私にとっての南くんの恋人は 高橋由美子と武田真治なのよ》
《ニノと深キョンのドラマよく見てたけどこれは見た記憶ない 南くんの恋人は武田真治と高橋由美子のイメージ》
と、1994年版を懐かしがる声が多数、あがったのだ。
芸能事務所関係者はこう話す。
「じつは、今回の『南くんが恋人!?』には、1994年版の“南くん”だった武田さんの出演が発表されているんです。しかも、主人公の父親役という、いい役柄でした。
それに対して、ヒロインだった高橋さんの出演はなさそうです。彼女のその後の人生を考えると“呼ばれなかった”としても、不思議ではありませんが……」
2024年に50歳を迎えた高橋は、1989年に15歳で女優デビューを果たした。
「自ら『アイドル高橋由美子』と刷られた名刺を作って配るという、当時は“アイドル冬の時代”と呼ばれていた1990年代にもかかわらず、強気な売り込み方でした。
そんななかで、彼女の“大出世作”になったのが『南くんの恋人』でした。可憐なルックスが注目され、一躍、人気アイドルに。その結果、『20世紀最後のアイドル』のキャッチコピーもつきました。
20代後半からは、舞台にも積極的に出演するなど、女優としての活動に注力。演技派として高く評価されていました」(ベテラン芸能記者)
しかしそれが、マイナスな意味で“転機”を迎えてしまったのは、2018年――。
同年の元日に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)の生放送特番のなかで、ビールなどを豪快にあおり、共演者から「飲みすぎ」と突っ込まれるほどの泥酔騒ぎに。
「その3カ月後に、妻子ある実業家男性との不倫が報じられました。それを報じた『週刊文春』による直撃に対して、高橋さんは不倫を否定しながらも、ほろ酔い状態で『アタシ、もっといろいろやってっから!』と啖呵を切ったことは、かなりの話題になりました。
もともと高橋さんには“酒乱癖”があり、それまでにもお酒関連のトラブルは起こしていたそうです。一応、この不倫相手は離婚し、高橋さんと報道の3年後に再婚しています」(スポーツ紙記者)
不倫報道の影響で、露出が激減していた時期の2019年4月に、本誌は高橋を都内のスナックで目にしていた。
そこで目撃したのは、「正統派アイドル」と呼ばれた彼女が、“すっぴん”でスナックのカウンターに立ち、従業員として勤務している姿だった。
当時、お店に居合わせた客は、こう話していた。
「やはりお酒が好きなんでしょう。彼女自身も飲みながら、楽しそうに働く姿が印象的でした」
お酒好きはやめられないのだろう。2024年4月にも「NEWSポストセブン」で、高橋が新宿・歌舞伎町で泥酔し、千鳥足状態で夫に抱えられながら帰宅する姿が報じられている。
一方で、「最近はフリーランスの女優として、再び舞台を中心に活動。現場では“姉御肌”で、共演者やスタッフから頼りにされている」(前出・芸能事務所関係者)という。
もう少し節制できたら、こんな“数奇な人生”を歩むことはなかったかもしれない……。
07/04 02:51
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