大人気YouTuberコムドット、プロデュースイベントのチケットが次々転売で「ガラガラになるかも」意外な“売り手”の正体

　大人気YouTuber「コムドット」がプロデュースを手がけるイベント「Creator Dream Fes 〜produced by Com.〜」が、2023年の第1回開催に引き続き、2年連続で2024年も東京ドームで開催される。

　イベントには、スカイピース、ばんばんざい、中町綾など若い世代から人気を集めるYouTuberたちが出演し、音楽ライブや出演者による豪華コラボがおこなわれる予定だ。

「2023年におこなわれたイベントは、1万2400円のアリーナ席（ABEMA PPVつき）、1万1400円のスタンド席（ABEMA PPV付き）ともに完売しました。2024年は、ABEMA PPVつきの場合、全席指定で1万4700円と値上げしたものの、発売開始から1カ月で完売しました。

　今回のイベントでは、5月にコムドットとして初めてリリースし、MVが1000万再生を超えた『拝啓、俺たちへ』の初披露が予定されており、ファンたちの期待が集まっています」（芸能記者）

　まさに順風満帆ーー。ところが、「いま、X上でチケット転売が横行しているんです」と語るのは、イベント関係者だ。

「X上では、7月2日時点で、約170枚のチケットが、定価以上の値段で販売されています。もちろん、イベント特設サイトでは『営利目的の転売は一切禁止といたします。また不正に取引されたチケットは無効とさせていただきます』と明記されているのですが……」

　ライブチケットの転売行為については、逮捕者が続出するほど社会問題化しているのは周知の事実。実際、2024年6月には、北海道で「King ＆ Prince」や「ジャニーズWEST」（現・WEST.）など、旧ジャニーズ事務所タレントのチケットを不正に入手したうえで定価の2倍ほどで転売し、2億円を売り上げた男女4人が、逮捕された事件が起きている。

「こうした事件化されるほどの大規模な転売行為の場合、収益目的で生業としている人が多いようです。いわゆる“転売ヤー”ですね。ただ、現状、コムドットのチケットを転売しているのは、彼らのファンを名乗る人たちがほとんど。なかには、買い手がつかず、何度も同じ投稿をしている人もいます。友人同士で応募したチケットが、同時に当選したことで重複してしまった、というのが転売のおもな理由として見られます。旧ジャニのグループであれば、ファンの母数が多いので転売も成り立ちますが、コムドットの場合はイベントにまで駆けつけるのは、一部の熱烈なファン。なかなか買い手が見つからないのも納得できます。

　せっかく“即完”だったライブのチケットですが、このままでは満席に“黄信号”が灯ることになりそうです」（同前）

“新世代のカリスマ”が開くイベントが、ガラガラだったら笑えない。