丸山桂里奈「子供を預けて焼肉」に批判も…「不寛容な日本」に育児ママが感じる “やるせなさ”

 

《ランチで焼肉食べに行ったらなんで文句言われなきゃなの? 娘を置いてとか ばーばから行ってきていいよと言われてるんですよ。30分で焼いて急いで食べて帰ってきてるんですよ。どこの誰かも知らない人にそんなこと言われなきゃいけないんだか》

 

 6月10日、元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈が自身の「X」に怒りのコメントを書き込んだ。丸山に何があったのだろうか。

 

「数日前から体調が悪かったようです。それが回復したので、元気をつけるため夫の本並健治さんやマネージャーと焼肉ランチに行ったことを8日、インスタグラムに投稿しました。

 

 

 その際、1歳3カ月の娘さんを母親に預けたのですが、冗談めかして《私は毎日好きなお仕事をして、育児は半分して?》と書いていたこともあり、批判が殺到してしまったのです。

 

 これまでも丸山さんはYouTubeなどで『もうねマジで疲れてる』『怒ったらダメって言われるけど、無理! 笑って(育児を)やってる人いるのかなあ?』など子育ての大変さを伝えていたので、息抜きで短時間、焼肉に行っただけなのですが……」(芸能記者)

 

 実際、ヤフーニュースのコメント欄やXには、

 

《やりたいことやりながら育児ってやっぱり芸能人って気楽やわ》

 

《育児半分って》

 

 などの批判が書き込まれている。一方、アンチの書き込みに、育児中のママとみられる擁護派から次々に反論が寄せられている。

 

《たまには息抜きも大切だよね! ママが子どもに24時間つきっきりなんて、大変だもん》

 

《気晴らし大事です》

 

《ちゃんとばぁばが預かってくれてるし、行ってきていいよって言われて食べに行っただけなのにひどい》

 

 多くはママの経験をもとにしたエールだが、なかには

 

《子供預けて焼肉行くことを批判する様な人がいるから、少子化が止まらないんですよ!》

 

《お父さんだと自然に外出できるのに、お母さんは必ず一緒にいないといけない風潮なのなんなんでしょう》

 

 など、世間の「子育てママ」に対する不寛容さが少子化につながっていると、“やるせなさ” を指摘する声も目立っていた。もちろん、

 

《批判してる人の気持ちも少し分かります。本当はその方も預けて行きたいけど後ろめたさや預ける所がなく行けないのかもしれないですよね》

 

 との声も――。

 

 本誌は2023年5月、夫の本並に、夫婦の子育て事情を聞いている。

 

「妻は、心配性なんですよ。子供のちょっとした仕草とか、唇の血色が少し悪いだけで『なんか青ない?』って慌てるんです。それを落ち着かせるのが大変です(笑)。あんまり軽々しく『大丈夫でしょ』なんて言うとキレるんで、ちょっと心配しているふうを装いながら、うまく安心させる必要があるんです」

 

 丸山に限らず、みんなママは育児に必死なのだ。多少の息抜きくらい、あたたかく見守りたい。

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