「噺家なめんなよ」ガーシー“落語家転身”報道に批判続出「落語家じゃなくて落伍者やないか」

 

 元暴露系ユーチューバーで元参院議員のガーシーこと東谷義和氏が6月4日、Xにアカウントを開設。ちょうど1年前の2023年6月4日に滞在先のUAEから帰国、逮捕された際に着ていた青いピカチュウのTシャツの写真をアップし、《ただいま!》と投稿した。

 

 ガーシーは同日夜、都内のライブハウスで開催されたトークイベントに出演。終了後、場内の観客をバックに撮影した写真をアップし、

 

《無事仕事初め終えることができましたー ほんまわざわざきてくれた奴も、ツイキキャスで聴いてくれてた奴も、全部まとめてめちゃくちゃ感謝や!》

 

 

 と、復帰後の初仕事を報告した。ガーシーは、動画サイトで俳優らを脅迫したなどとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)などの罪に問われ、3月29日に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が確定している。

 

 この日のトークイベントについては、6月5日配信の「東スポWEB」が報じている。

 

 ガーシーは今後、落語家への転身を予定。「最もリスペクトしている人」に相談したところ、得意の話術を活かし落語家になってはというアドバイスを受け、ある落語家からは、創作落語なら絶対いける、寄席にも呼ばれる、と太鼓判を押されたという。師匠に弟子入りせず、10月のデビューを目指しており、高座名は「東笑亭(とうしょうてい)ガーシー」だとしている。

 

 ガーシーの落語家転身について、Xでは様々な意見が飛び交っている。《ガーシーのこれからがとても楽しみです》

 

 という応援の声もあるものの、多くは

 

《どこまでもふざけた人間。落語を穢すな》

 

《噺家なめんなよ》

 

《ガーシーは落語家じゃなくて落伍者やないか》

 

 などの批判的な意見だ。

 

 この件については、芸能界からも反応が。“フェラーリ落語家”を名乗る桂空治(二ツ目)は、

 

《ビッグネームの新規参入、面白い。だけど「落語家」にはなれないだろうし 師匠に弟子入りするのって知名度とか看板とか、そういう問題じゃない。是非「落語愛好家」として落語を広めて頂きたい かなり期待してます 我々プロの落語家も違いを見せるチャンスだね》

 

 と、落語が注目されることに対して歓迎するという意見だ。この投稿をリポストしたガーシーは

 

《未熟者で右も左もわかりませんが、落語が老若男女、全世界に広がるよう頑張りますのでご指導ご鞭撻よろしくお願いいたしますm(_ _)m》

 

 と謙虚に返信している。どうやら、本気のようだが――。

ジャンルで探す