ウクライナ軍 東部の激戦地から部隊撤退 防衛拠点失う

ウクライナ軍は東部ドネツク州の激戦地ウフレダルから部隊を撤退させると表明しました。

ウクライナ軍は2日、ドネツク州ウフレダルがロシア軍に包囲されるおそれがあるとして、「人員と軍事装備を守り、さらなる作戦のために態勢を整える」とし、部隊を撤退させることを明らかにしました。

ウフレダルは高台に位置し、ウクライナ側の防衛拠点となっていて、長期間にわたって激しい戦闘が続いていました。

ロシア軍は今後、ドネツク州の要衝ポクロウシクなどへの攻勢を強める構えとみられますが、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は、ウフレダルが制圧されても戦況が大きく変わる可能性は低いとの見方を示しています。

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