プーチン氏「戦略核部隊が戦闘準備態勢」ウクライナ支援の欧米けん制 戦勝記念日の軍事パレードで演説

ロシアでは、きょうが第2次世界大戦の対ドイツ戦勝記念日です。軍事パレードが行われ、プーチン大統領はウクライナを支援する欧米をけん制しました。

クレムリン前にある赤の広場でパレードが行われ、プーチン大統領は一歩も譲歩しない姿勢を強調しました。

ロシア プーチン大統領
「ロシアの戦略核部隊は常に戦闘準備態勢にある。誰であれ我々を脅かすことは許されない」

体感気温はマイナス7度、雪が降る中で行われた侵攻後3回目の戦勝記念日の式典。

プーチン氏は侵攻に参加する兵士らを「我々の英雄」と呼び、「ロシア全国民が共にある」と述べた一方、欧米に対しては「世界で紛争を引き起こしている」と批判しました。

今回、パレードには旧ソ連の中央アジア各国とベラルーシのほか、キューバなどあわせて9か国の首脳が出席しました。

おととい、通算5期目の任期をスタートしたプーチン氏にとっては、注目される行事だけに孤立していないとアピールしたいものとみられます。

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