iOS 18.1でApple Accountに関連付けられたメールアドレスがついに変更可能に、「主要メールアドレス」を設定するオプションも登場
Apple Accountのアドレスを簡単に変更し、メール送信時のアドレスを好きなものに設定するオプションがiOS 18.1に追加されることがわかりました。
iOS 18.1 Includes Option to Set 'Primary' Email Address and Change iCloud Email - MacRumors
https://www.macrumors.com/2024/10/11/ios-18-1-primary-email-address/
Apple now allowing users to change their iCloud email address starting with iOS 18.1 - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2024/10/12/icloud-email-address-change-ios-18-1/
Apple Allows Users to Change iCloud Addresses in iOS 18.1
https://uk.pcmag.com/hosted-email-providers/154857/apple-allows-users-to-change-icloud-addresses-in-ios-181
IOS 18.1 makes it easier to handle email address changes | Digital Trends
https://www.digitaltrends.com/mobile/ios-181-update-primary-address-icloud-email-change-feature-update/
これまで、「Apple Account」のメールアドレスを変更するには以前のメールアドレスを削除して新しいアドレスを入力し、認証プロセスを経る必要がありました。iOS 18.1でこのプロセスが簡易化され、古いアドレスを削除せずとも新しいアドレスを追加できるようになります。
加えて、新しいメールアドレスを「主要メールアドレス」として設定するオプションも追加され、ユーザーはあらゆる種類の優先メール受信・送信手段として好きなメールアドレスを指定できるようになりました。
ユーザーはiOS 18.1にアップデートした後、Apple Account関連の設定項目からメールアドレスを変更できます。
iOS 18.1 Beta 4をインストールしているiPhoneで確かめてみました。まずは設定アプリからアカウント設定をタップ。
「サインインとセキュリティ」をタップ。
すでに登録されているメールアドレスをタップ。
「メールアドレスの変更」からメールアドレスを変更し、「主要メール」をタップして主要メールアドレスを切り替えることができます。
これまではApple Accountの主要メールアドレスの変更は許可されておらず、このアドレスはドキュメントを共有したりカレンダーの招待状を送信したりするときに他者へ強制的に表示されるものだったため、プライバシー上の懸念がありました。
なお、@iCloud.comや@me.comのメールアドレスを端末から削除すると、当該アドレスを使ったFaceTimeやiMessageでのコンタクトが行えなくなり、メールの送受信もできなくなります。ただし、理論的にはエイリアスを設定することで当該アドレス宛のメールの受信は可能です。
iOS 18.1は2024年10月28日頃に配信されると見られています。記事作成時点ではiOS 18.1 Beta 7がリリースされていて、いくつかの外観上の変更と設定アプリにいくつかのマイナーな追加が加えられています。
10/15 16:00
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