楽天モバイル、10月18日に契約数800万回線を突破 - MNOサービス開始から4年半で

楽天モバイルは10月21日、同社の携帯キャリアサービスの契約数が10月18日をもって800万回線を突破したことを発表した。同社は6月16日に契約数700万回線突破を発表しており、約4カ月での100万回線増加となる。

楽天モバイルは2020年4月から携帯キャリアサービスの提供を本格スタート。2023年6月からは現行の料金プラン「Rakuten最強プラン」の提供を開始している。2024年に入って「最強家族プログラム」「最強青春プログラム」「最強こどもプログラム」「最強シニアプログラム」といった優遇プログラムを投入し、攻勢をかけている。

前述のとおり700万回線突破は6月16日で、600万回線突破は2024年12月26日、500万回線突破は2023年8月28日。100万回線増加するのにかかった期間は、約4カ月→6カ月弱→約4カ月と推移している。

楽天モバイルは現在、先日MMD研究所が公開した「2024年9月 MNOのシェア・満足度調査」においてもシェア増加がもっとも大きいキャリアという結果が出るなど、好調を続けている。楽天モバイルが独自に行っている調査でも、他キャリアと比較した興味関心スコアで4カ月連続1位、「Rakuten最強プラン」を魅力的とする消費者が同プラン発表直後の29%から48%まで増加するなど、前向きな反応を得られているという。

同社の三木谷浩史 代表取締役会長からは、以下のようなコメントが出されている。

このたび、楽天モバイルの契約数が800万回線を突破したことを大変嬉しく思います。多くのお客様からご支持をいただいておりますこと、心より感謝申し上げます。私たちは、『携帯市場の民主化』を掲げて携帯キャリア事業へ新規参入して以来、全国での通信エリア拡大・通信品質および速度の向上を実現してきました。今後も、お客様にさらに快適にご利用いただけるよう通信品質の向上に加え、楽天グループのエコシステムとの連携強化を図るなど、より顧客満足度の高いサービスを届けてまいります。そして法人のお客様向けサービスの拡充にも努めてまいります。

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