iPhoneの充電が遅いのは充電器のせいかも。いますぐ調べてみて

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Image: Dontree_M / Shutterstock.com

「あれ、まだフル充電できてないの?」「新しいiPhoneなのに公式が言ってたほど、充電早くないぞ?」

そう思ったことがある人、それiPhoneじゃなくて充電器の問題かもしれません。

高速充電対応の充電器は?

iPhoneの高速充電の恩恵を受けるには、対応している充電器を使う必要があります。高速対応は以下のタイプ。

・有線の場合

iPhone 15以降のモデル: USB-C PD対応の充電器

iPhone 14以前:USB-C - Lightningケーブル

・ワイヤレスの場合

MagSafe充電器、Qi2対応ワイヤレス充電器

上記とは反対に、時間がかかってしまうかもしれない充電器は、有線の場合は7.5以下のもの、ワイヤレスは10W未満(Qi1対応)のもの。

充電器の調べ方

充電器にも種類があり、それによって充電スピードが変わることはわかりました。が、自分の充電器がドレのナニかわからない人は少なくないはず。iPhoneの設定メニューから、充電器が適切かどうか調べることができます。

iPhoneの「設定」>「バッテリー」へ

時間ごとに表示したバッテリーの充電状況・使用状況や、アプリごとのバッテリ使用状況を確認できるページです。この24時間/ 過去10日間のグラフのところにオレンジで「低速充電(Slow Charger)」と表示されていたら、メインで使用している充電器では充電速度が十分にでないということです。何も表示されていない人は問題なし。

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Image: Apple

ちなみに、低速充電と表示されていても、充電速度が遅めなだけで、充電器そのものに不具合があるわけではないので安心してください。

何WでQ1対応と教えてくれるわけではありませんが、高速充電に対応しているかどうかは確認できます。

充電で気をつけること

適した充電器を使用しているのに速度がでていない気がする…。そんな人は、以下の状況で使用していませんか?

・周辺機器に接続したまま充電している

・端末負荷の高いアプリを使いながら、高画質動画をストリーミングしながら充電している

・車内充電

・1つのアウトレットで複数端末充電している

Apple公式いわく、暑い場所よりも涼しい場所の方が充電には適しているとのこと。

夜寝る時に充電したのに朝になってもまだフル充電されていないという人は、充電最適化とその日のライフスタイルがうまく噛み合ってないのかも。充電スピードがライフスタイルを学習するまで、ちょっと待ってみてください。(一時的な夜更かし・早起きならば、その日だけ最適化をオフにしてもOK。)

Source: Apple

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