とてつもない運動神経。岩山もぐいぐい登山する犬型ロボット

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Image: DEEP Robotics/YouTube

山の中でパルクールしてるみたい。

ここ数年、四足歩行をする犬型ロボの進化が止まりません。

以前には車輪を履いてスイーっと走って直立する「ANYmal」に驚かされ、人間さながらにハシゴを全力で駆け登ったり、GPTで会話して逆立ちやダンスもできるタイプも登場しました。

スタントマンさながら

中国のDEEP Roboticsが作る「Lynx」は、整地もされていない山の斜面を二足歩行で滑り降り、ガタガタ道も車輪でスイスイ走るだけでなく、高さ80cmの巨石もよじ登る運動性能です。

下り坂を前に逆立ちを始めたり、50度の急勾配も難なく下りますね。

生身の犬ですらここまでできなさそうです。

これに各種センサー類を装着すれば、遭難者の発見などで活躍することと思います。

ヒト型のほうが劣っている?

DEEP Roboticsは二足歩行のヒューマノイドも作っていますが、犬型より俊敏性が格段に落ちます。

バランス感覚は良さそうですが、上半身が重いぶん慎重に動かないといけないんでしょうね。「Lynx」を見た後だと、性能的に劣っているように感じてしまいます。

同じ犬型でも方向性が違う

近年の犬型ロボの流れは、Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)の「Spot」からですが、アチラは危険区域の検査などが得意。コチラは運動性能がズバ抜けすぎて、インパクトがすごいと感じました。

将来の犬型ロボはどんなものに?

この先、世界中の開発者はどんな犬型ロボを作るのでしょうか? 考え出したら大喜利が始まってしまいそうです。

Source: YouTube, DEEP Robotics via NEW ATLAS, StartupSelfie

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