最近コケまくってるけど…ターミネーターシリーズはまだ続くらしい

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最近のターミネーターの続編についてどう思うかは別として、一つだけ紛れもない事実がある。それは、一般の観客はそれほど関心がないということ。

過去15年間で続編は3本ありましたが、毎回、米国内での興行収入は大幅に落ち込み、2019年公開の『ターミネーター:ニューフェイト』はわずか6200万ドル(約90億7500万円)でした。しかし、このシリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンは、ディストピアSFの世界で何か新しいものに取り組んでおり、観客の関心を取り戻すことができると信じているようです。

キャメロン監督はエンパイア誌に以下のように語っています。

その原則には従いますが、過去40年間の『ターミネーター』特有の要素をすべて捨て去るときなのかもしれません。その世界に浸りすぎると、新たな観客を失うことになります。新しい観客は、自分たちが思っているほどその要素に関心がないからです。もちろん、それは『アバター』でも危険なことですが、私たちは新しい観客に何かを提供できることは証明できたと思います(拙訳)

これは具体的にはどういう意味かというと、これまで出演してきた俳優が復帰しない、登場人物が変わるということです。フランチャイズの骨組み、つまり最初に共感を呼んだ要素だけを取り上げ、そこから始めるのです。

キャメロンはそれを次のように分析しました。

基本的に、無力な主人公たちが命をかけて戦っています。彼らは既存の権力構造から支援を受けられず、それを回避しなければなりませんが、どうにかして道徳的な指針を維持しています。そこに AI を投入するのです」「これらの原則は、今日のストーリーテリングの健全な原則ですよね。ですから、次のターミネーター映画は実現可能であるだけでなく、素晴らしいものになることに疑いの余地はありません。しかし、これは特定の象徴をすべて捨て去る瞬間です(拙訳)

そもそもキャメロン監督がなぜ新しいターミネーターの映画について語っているのか疑問に思っている人のために、ここで要約を紹介しましょう。

1年以上前から、キャメロン監督は新しいAIターミーネーターや、Nerflixでアニメ化された『ターミネーター0』など新しいプロジェクトについてほのめかしてきました。それが何を意味するのかはまだ明らかにされていませんが、どうやら私たちが想像していたよりも少し進んでいるようです。

「これは単なる計画以上のもの。それが私たちがやっていることだ。今言えることはこれだけ」とキャメロン監督は語っています。この作品にはアウトラインがあるのだろうか?脚本さえあるのだろうか?我々は待つしかない。

インタビューの全文は『エンパイア』でどうぞ。

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