ChatGPTのサイドバー整理には「一時チャット」と「アーカイブ」を活用すべし
ChatGPTで過去のチャットを参照したいとき、目的のチャットを見つけられないことはありませんか?
そんな悩みを解決するのが「一時チャット」と「アーカイブ」機能です。この記事では、ChatGPTの履歴を整理し、目的のチャットにすぐアクセスする方法を紹介します。
重要度の低い新規チャットは一時チャット機能をオンに
ChatGPTを使っていると、「何度も見返さないけど、とりあえず少し調べたい」ということがありますよね。そんな時に便利なのが「一時チャット」機能です。この機能を使うと、会話の履歴を残さずに回答を生成できます。
使い方は簡単。ChatGPTのモデルを切り替える画面を開くと、一番下に「一時チャット」の項目があります。
一時チャットをオンにすると、チャットボックスの色が黒くなり、通常モードと区別できます。この状態で行った会話は、サイドバーに記録されません。
また、しばらく画面を開いたままにしていると、会話を続けることができなくなります。
チャットのデータは最大30日間保存される
ただし、一時チャットで入力された内容は、インターネット上からすぐ消え去るわけではありません。一時チャットの内容は、最大30日間保存されるようです。
一時的に使うとはいえ、個人情報やプライバシーに関わる内容を入力する際は気をつけましょう。
何度も閲覧する会話はアーカイブへ保存
次に紹介するのは「アーカイブ」機能です。これは、特定のチャットを、サイドバーの履歴からアーカイブに移動できる機能です。
サイドバーの会話履歴から、アーカイブに保存したいチャットのオプションを開いて「アーカイブする」を選択します。
すると、サイドバーの履歴からはチャットが消えます。
アーカイブしたチャットは、アカウントの「設定」から閲覧できます。
設定画面を開いて「アーカイブ済みのチャット」を選択して、「表示」をクリックします。
すると、チャットの履歴を別ウィンドウで閲覧できるようになります。
ただし、アーカイブしたチャットは会話履歴を閲覧するだけで、プロンプトを入力することはできません。アーカイブを解除すると再びサイドバーにチャットが移動し、追加のプロンプトを入力できます。
頻繁にプロンプトを入力するチャットは、アーカイブせずに自分が見つけやすいタイトルに変えておくほうがいいかもしれません。
一時チャットとアーカイブを活用すれば、チャット履歴の管理が楽になります。
ちょっとした調べ物は「一時チャット」ですませ、何度も閲覧するチャットはアーカイブへ移動しておくと、サイドバーに履歴がたまらなくなるでしょう。
Photo: Shutterstock
10/01 14:35
GIZMODO