バックパックはもう厳しい…仕事で使えるトートバッグを探しまくって、吉田カバンに行き着いた

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Photo: ヤマダユウス型

大事に育てていきたい、そんな素敵カバン。

2024年の夏、僕は思いました。もうバックパックは厳しい、と。背中のムレがすごいし、気がつけば片側のストラップだけ肩にかけてることも多い。あと腰痛的にもキツイ。

となると気になってくるのが、仕事に使えるトートバッグ。なんやかんやあって選んだのが、吉田カバンの「POTR SCOPE URBAN TOTE」というやつです。

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収納力よし、シルエットよし、生地の頑丈さもよし。吉田カバンらしい質実なつくりは、実に満足いくものでした。

たっぷり入るトート兼ショルダーを求めて

僕が仕事用トートに望んだのは以下のような要件。

・ノートPCとデジカメがスっと入る

・ガジェットポーチや紙の資料もサッと入れられる

・ショルダーストラップ付属

・小雨でも問題ない防水性

このあたりの要素で絞り込んでいって、最終的にサムソナイト、モノリス、吉田カバンあたりが候補に。

「そういえば最近の吉田カバンって知らないな」と思って店頭で実物を触ったところ、これだなと選び抜いた次第です。

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自転車での移動も多いのでショルダーは必須。やや長かったので玉結びにして短くしています。短いショルダーストラップが単体発売されたら即買いするので、吉田カバンさん、ぜひ…!

カメラ使いに嬉しい仕掛けが

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収納力はさすがのトート。仕切りはなくPCスリーブとポケットがあるだけのシンプル設計です。結局は小物はガジェットポーチで仕分けますからね。よ〜く見ると裏地生地にPOTRのモノグラムがあしらわれていて、高級感も申し分なし。

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面白いのがこの仕掛けで、側面にファスナーポケットがあるんです。ここにカメラを収納しておけば、バッグを肩にかけたままでもカメラの出し入れが可能。本来は着替えやシューズを収納する想定のようですが、アイデア次第で色々できそうですね。

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サイドポケットの部屋は裏地で仕切られるだけなので、カメラを意識するならソフトボックスを仕込むのも良いかも。未使用時は生地があそばないよう、ホックで生地を折り畳める設計になっています。こういう配慮は上手いですね。

あと、このバッグに惚れたもう一つの要素は、ナイロンへのこだわり。ただのコーデュラではなく、中空糸されたコーデュラホロフィルエアーバリスティックを使っています。拙者、こういう高機能繊維大好侍。

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一般的なナイロン生地よりも軽量で、バッグの重量は約1.16Kg。ぶっちゃけ仕事カバンとしてはまぁまぁ重いんですが、コーデュラな見た目のわりには軽量です。

よろしくトート、さよなら汗ムレ

実際に「POTR SCOPE URBAN TOTE」で移動や取材などを試しましたが、やはり背中が空くのは圧倒的に快適。来年の夏はもーっと暑いだろうし、今のうちから背中を明けるスタイルに慣れていきたいですね。

ただ、ノートPCを持ち歩くことに関してはバックパックが理に適ってたんだなとも感じた次第。トートだとノートPCがあばらの横あたりに来るんですが、板状のオブジェクトを持ち歩くことを考えるなら、体の横よりも背中に貼り付けてしまう方が重量バランスが良いわけで。

重い物を軽く感じられるのはバックパックの利点(何を今更)。

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まぁそういうメリットorデメリットを抜きにして、吉田カバンの最新モデルという時点で所有欲は文句なし。プライベートでも使えるデザインだし、長く愛用していきますとも。ナイロンなんて経年して柔らかくなってなんぼですから。

Photo: ヤマダユウス型, Source: YOSHIDA & Co.

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