人型ロボは運転もこなす。クルマまかせの自動運転よりも安心感アップ

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Image: Arxiv

運転手はヒューマノイド。

例えばTESLA(テスラ)やWaymo(ウェイモ)など、世界各国では自動運転ができる電気自動車の開発が進んでいます。

ロボットが運転しても自動運転

日本でも各社がいろんな技術を研究していますが…密かにヒューマノイドが自動車を運転するタイプの自動運転、というプロジェクトも進行しているようです。

東京大学の河原塚健人さんとそのチームが作っているのは、コンビニで配達に使われるEVを運転するロボット「Musashi」。

メカニズム的な問題で送りハンドルですが、きちんとコーナリングをしてペダルを踏んで前進。目がキョロキョロ動いて安全確認をします。

人間と同じように運転

腕の力はボールが落ちても耐えられるほど強く、ギョロっとした目はサイドミラーに映った人の動きを視認。鍵を回したりウインカーも出したり、ホントに人間みたいです。

筋骨格ヒューマノイドは人体ソックリに作っているため、「マッスル・リラクゼーション・コントロール」機能で、力を抜きながらの方がより連続運転できるようです。

そんなところまで人間に似せるだなんてねぇ。

ロボでも運転手がいると安心感

今の時代、無人で走るクルマはいろいろ作られていますが、乗車する人間側としては運転席に誰か(何か)がいると、安全運転してくれそうな安心感があるような気がします。

カンフーができるロボも良いですが、運転ロボの方が実用性が高そうですね。

敵に回しちゃダメなやつだ。人型ロボ、カンフーを披露

Source: YouTube, Arxiv, X, Kento Kawaharazuka via IEEE SPECTRUM, UTokyo

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