日経平均株価の終値775円高、3万7155円…自動車や商社など幅広い銘柄が上昇

 19日の東京株式市場は、ほぼ全面高だった。日経平均株価(225種)は一時、前日終値に比べて1000円超上昇した。終値は、775円16銭高の3万7155円33銭だった。2日連続で値上がりした。

東京証券取引所

 米連邦準備制度理事会(FRB)が示した今後の利下げペースが緩やかだと市場が受け止め、外国為替市場で円安・ドル高が進んだ。海外での収益が押し上げられる自動車をはじめ、電機や海運、商社など幅広い銘柄が上昇した。米国につられて長期金利が上がったことで、貸し出しや運用による収益増が見込める銀行や保険株も買われた。

 東証株価指数(TOPIX)は51・50ポイント高い2616・87。

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