【阪神電気鉄道】百周年を迎える甲子園球場を運営する関西私鉄の雄|ビジネスパーソンのための占星術
こんにちは、柳川隆洸です。
新月のタイミングに合わせて毎月1回、「ビジネス×占星術」の内容で連載をしています。
西洋占星術では1ヶ月の始まりを新月としており、新月の星配置を見ることで1ヶ月の社会的傾向を知ることができます。
まずは先月7月6日の新月から1ヶ月の振り返りをしたいと思います。
この1ヶ月は本当に色々な事がありましたが、まずはやはりトランプ元大統領の暗殺未遂でしょうか。
前回の記事で、「活動力の火星と革命の天王星が重なり、7月14日から7月17日迄で、紛争や衝突などの可能性が上がりそうですから注意」とお伝えしていましたが、まさに7月14日に暗殺未遂事件が発生しました。
また7月18日頃から7月末まで太陽が冥王星と対向することから、被害の大きいイベントを示唆していましたが、7月19日に世界中でWindows PCがブルースクリーン化するという事態が起きました。
前回の記事でも「良い悪いの両極端に触れやすい不安定な時期になる」とお伝えした通りの不安定なイベントの多い1ヶ月でした。
そんな中での8月新月からの星の影響を見てみましょう。
物事が進みづらい一方、野心的な決断も増える1ヶ月に
新月は8月4日20:12です。
今月は拡大の木星と縮小の土星が牽制する形で星配置を作ります。
このようなときは、広げる力と縮める力が同時に発生することでアクセルとブレーキを同時に踏むように、物事全体が進みづらい1ヶ月になりそうです。
例えば金融関連ですと、順調に成長していた銘柄が突然下落するなど予測しづらい突然のイベントにも見舞われやすいのです。
また8月5日から情報を意味する水星が逆行を始めますので、様々な情報の信憑性が落ちてしまうので、この点でも社会的に少々混乱するかもしれません。水星逆行は8月28日迄続きます。
ネット関連や計器類、パソコンなどのトラブルに注意が必要な1ヶ月です。
一方で活発な社会的野心が向上しやすい傾向もありますので、積極的なM&Aや拡大路線に舵を切る企業も増えやすい星配置です。特にITや旅行関係、情報関連産業においてその傾向は強まりそうです。
8月14日から8月27日にかけて革命や新規性を意味する天王星が太陽とハードに繋がります。
このような時期は現状をこころよく思わない団体や個人が何らかの攻撃を仕掛けてくることがあるか、もしくはKADOKAWAがランサム攻撃を受けたような問題が発生しやすくなりますので、ネットセキュリティにおいては十分注意が必要なタイミングです。
8月25日から9月13日にかけては誇大妄想的な発想から破壊的な行動を他者に向けやすくなる時期にもなります。また、水害関連にもネガティブに働きやすいので注意が必要です。この辺りの星配置は何も起きずに終わることも多いのですが、起きてしまうと大事になりやすいので、転ばぬ先の杖で警戒をしておいてください。
【企業ピックアップ】阪神電気鉄道
毎月気になる企業をピックアップし、その企業の占星術的な視点からポイントをお伝えしています。
今回は阪神電気鉄道株式会社(大阪市。1899年6月12日設立)をピックアップしました。
阪神電気鉄道は大阪と神戸を結ぶ鉄道を運営する企業であり、1899年に設立されました。主な事業は鉄道業で、全長48.9kmの路線を運行しています。また、プロ野球球団「阪神タイガース」の親会社としても知られており、今月にオープン100周年を迎える、高校野球の聖地にして日本で最も高い知名度を持つ甲子園の運営会社でもあります。
一方で、少子高齢化と東京一極集中に伴う鉄道事業の将来性が懸念されており、今後どのような運命をたどるのか西洋占星術の視点からチェックしていきたいと思います。
不可能も可能にしていくバイタリティを持つ星配置
最初に阪神電気鉄道の企業傾向を占星術で見てみます。
同社のホロスコープをみると、企業の推進力である太陽、そして情報発信を意味する水星などが双子座に集中しています。
双子座は移動やコミュニケーションといった意味の星座で、鉄道運営企業としてはまさに最適で、特に双子座は国内においての移動を意味しており、ユーザーとの密なコミュニケーションによって成り立つ事業全般に有利である事が分かります。
そんな太陽や水星に対して徹底さを意味する冥王星が横にあり、土星が180度で対向しています。
冥王星は力ある企業が太陽の近くにあることが多い典型的な配置で、不可能も可能にしていくバイタリティの強さとして表現され、時には法律を覆してでも目的を実現する傾向を持っています。
実際に神戸(三宮駅) - 大阪(出入橋駅)間の本線を開業するに当たっては法の抜け穴を突く形で実現したことは有名です。
加えて土星が対向にある事で慎重ですが地道に確実に目的達成へと向かう粘り強さも持ち合わせており、なかなかにしぶとい企業であることがわかります。
一方で、甲子園球場の運営や阪神タイガースの親会社でもあり、このような興行的な事業は獅子座が担当なのですが、同社のホロスコープでは月と火星が獅子座に位置しています。
特に火星は単発的なイベントの集客などにはかなり有利で、甲子園やプロ野球での熱狂ぶりを扇動する企業として最適な星配置です。
このように、同社は極めて自社の強みを最大化していることがわかりますが、時代の急速の変化にどのように対応していくか、懸念材料は多くあります。
先述したとおり、少子高齢化と東京一極集中に伴う鉄道事業の将来性は憂慮すべき事案で、これは民政での連携に繋がってくる問題ですから同社だけでクリティカルな対策を実現するのは難しいでしょう。
このような難しい状況ではあるのですが、同社のホロスコープを見ている限り、目的実現力はかなり高いので、それこそ法の抜け穴を通すような巧みな対策を期待したくなる星配置です。
大阪を中心とした関西の盛り上がりが同社の繁栄にも直結しやすいはずで、万博も含め様々な分野でのロビー活動などで有利な立ち回りをしている印象で、それこそが同社の強みであると感じます。
星配置通りに村上ファンドによる買い占めが発生した
ではこれから阪神電気鉄道の今後の流れを見てみようと思います。
同社にとって大きなインパクトある事件というと、「村上ファンド」による阪神鉄道株の買い占めでしょう。
2005年頃から株の大量保有が判明していましたが、ちょうどこの頃の同社のホロスコープを見てみると、太陽を中心に双子座に集中している複数の天体に対し、破壊と創造を意味する冥王星が180度で対向している時期に重なります。
つまり企業にとっての破壊衝動的なエネルギーが充満していた時期といえるのですが、冥王星は破壊し、その後大きな変容をもたらす天体です。
その通りに、この窮地に頼ったのが阪急電鉄で、結果的に阪急阪神ホールディングスの子会社へと大きな変容をすることで危機を乗り越えた過去があります。
冥王星による変容は同社にとって辛い過去のひとつですが、それを払拭するような時期があるとすればそれは2036年頃になります。
この頃は冥王星が同社の太陽に対してポジティブな星配置になるので、過去の問題を払拭するような活躍も期待できるでしょう。
それまでにも、同社にとって有利なタイミングは断続的にあって、実は2024年は幸運の天体と呼ばれる木星が同社の太陽にポジティブに配置していて、かなりの発展を期待できる1年のはずです。
次のチャンスは2030年頃、新たな可能性を開けるか?
ちょうど今年、甲子園のオープン100周年とも重なっており、注目を集めやすい時期でもあります。
このような運勢の強い時期に、より発展的で積極的な活動をしている事がとても重要になりますが、それに相応しい施策が実行されていない場合は、少々難しい状況にあると考えて良いでしょう。
そして次に同社にとってチャンスとなる時期が2030年頃にあり、この時期にはこれまでとは違った新たな事業の創設や、新規のチャンスに恵まれやすい時期になります。
鉄道事業の将来性が懸念される中、新たな可能性を開くとすればこのタイミングになりそうで、2030年のチャンスを上手くつかむことで、2036年に待っている大きな可能性にも繋がりやすいはずです。
先述したとおり、同社は明確な目標に対する実現力が秀でていますので、そのポテンシャルを2030年に合わせて発揮できれば、さらに面白い展開を期待できそうです。
今後の同社の立ち回りに注目をしたいですね。
*次回公開予定は9月2日です
08/03 07:00
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