高性能な「ディフェンダーOCTA」初の一般公開! 盛況のランドローバー公式イベントに“秘密兵器”あり!! 大都市の真ん中で「悪路走行」を満喫
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは先ごろ、東京・豊洲で公式イベント「DESTINATION DEFENDER TOKYO 2024」を開催しました。ランドローバーのクロスカントリーSUV「ディフェンダー」の高性能バージョン「ディフェンダーOCTA」が一般の人々向けに初公開された同胃ベンドで最も盛り上がったのは、やはり「ディフェンダー」の試乗プログラムでした。果たしてどんな内容だったのでしょう?
「ディフェンダーOCTA」を一般の人々の前で初公開
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは先ごろ、東京・豊洲でランドローバー「ディフェンダー」の公式イベント「DESTINATION DEFENDER TOKYO 2024」を開催しました。
これは、ランドローバーの人気クロスカントリーSUV「ディフェンダー」の卓越した走破性能と世界観を体験できるオーナーおよびファン向けのイベントで、会場入口では2024年7月に発表された新グレード「ディフェンダーOCTA」が来場者たちを出迎えました。
一般の人々向けに初めて公開された「ディフェンダーOCTA」は、「ディフェンダー」シリーズで最もパワフルな4.4リッターV8ツインターボエンジンを搭載するマイルドハイブリッドモデルで、専用の内外装が与えられています。また走りは、悪路走破性はもちろんのこと、一般道での性能も追求。まさに“スーパーな「ディフェンダー」”に仕上げられています。
さらに会場内には、初代「ディフェンダー」から最新モデルまでが展示され、「ディフェンダー」の世界観が表現されました。
初代「ディフェンダー」のヘリテージモデルは、珍しい1996年式「130トラック」がベースのキャンピングカーや、米国のみで販売された1997年式の「90ソフトトップNAS」など貴重なモデルが展示されました。
一方、現行モデルでは、登場したばかりの限定車「ディフェンダー110 セドナエディション」が初公開されました。同モデルは「ディフェンダー110 Xダイナミック HSE D350」をベースに、「ディフェンダー130」の専用色であったセドナレッドを「ディフェンダー110」に初採用。さらに特別装備を加えています。グローバルで展開される限定車であり、日本には50台のみが導入されるとのことです。
●盛況だった「ディフェンダー」の試乗コンテンツ
多くのワークショップやステージイベントも盛り上がりを見せた「DESTINATION DEFENDER TOKYO 2024」ですが、最も盛況だったのはやはり「ディフェンダー」の試乗コンテンツでした。
プログラムは、会場周辺の公道試乗に加え、“秘密兵器”ともいうべき障害物を設置した特設オフロードコースによる走行体験を用意。なかでもオフロードコースでは、ふたつのメニューが用意されていました。
ひとつは、ランドローバーの公式イベントでは定番ともいうべき「ツインテラポッド」で、高さ5m、最大傾斜43度の専用スロープをインストラクターの運転により楽しめるもの。
「ディフェンダー」でスロープを上って下る内容ですが、上り坂と下り坂をひとつのスロープで再現するため、乗車した状態で「ディフェンダー」がほぼ逆立ち状態になり、同乗といえども予想以上にスリリングな感覚を味わえます。
もうひとつは、参加者自らがステアリングを握りオフロード走行体験を楽しめる「ミニ&マウンテンテラポッドバンク」。
コース内容は、最大傾斜45度の急坂や、モーグル路を模した2種類の「テラポッド」、そして「マウンテンテラポッド」を乗り越えるもの。「マウンテンテラポッド」は公式イベントに今回初投入された障害物で、傾斜角が変化するスロープであることが大きな特徴です。
その形状を横から眺めると、まるで“鏡餅”。その角度は上りが38度、下りが43度にもなるだけでなく、走行中に可変するのもポイントです。
筆者(大音安弘)もステアリングを握らせてもらいましたが、日常生活で遭遇することのない路面を走れるとあって初めは気持ちが高ぶったものの、いざその傾斜を目の前にすると、やはり手に汗を握ります。
しかし、相棒の「ディフェンダー」が、そうした不安も杞憂に過ぎないことを実感させてくれました。走行中に死角となるフロントやサイドの映像をカメラ映像で補ってくれるので、タイヤ位置や前方の障害物の様子をしっかりと確認し、方向を修正することができます。
そのためドライバーは、同乗してくれるインストラクターの指示に従うだけでOK。「ディフェンダー」はやすやすと悪路を乗り越えていってくれます。
多くの参加者も、走り始めこそ緊張した面持ちでしたが、コース中盤以降は笑顔が絶えない様子。「ディフェンダー」オーナーたちは、愛車が高性能なクロスカントリーSUVであることは十分認識しているものの、その性能をフルに引き出したことのある人は極めてまれ。そのため「DESTINATION DEFENDER TOKYO 2024」の試乗イベントで愛車が秘めた実力を実感し、あらためてほれ直す人も多いといいます。
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大都市の真ん中でオフロード走行を堪能できる「DESTINATION DEFENDER TOKYO 2024」は、「ディフェンダー」に関心のある人すべてが参加でき、楽しく過ごせる素敵なイベントでした。来年もさらなるパワーアップを果たして開催されることを期待したいと思います。
11/24 19:10
VAGUE