スタイリッシュでカッコイイ! アキュラ「ADX」世界初公開 1.5リッターVTECターボを搭載する全長4.7mの高級コンパクトSUV
北米ホンダは2024年11月14日、「アキュラ」ブランドの新たなエントリーモデルとしてプレミアコンパクトSUVの新型「ADX」を発表しました。新たに登場したADXは、果たしてどんなクルマなのでしょうか。
コンパクトSUVに1.5リッター直4VTECターボを搭載!
北米ホンダは2024年11月14日、「アキュラ」ブランドの新たなエントリーモデルとしてプレミアムコンパクトSUVの新型「ADX」を発表しました。
ホンダのプレミアムブランド「アキュラ」が取り扱うADXは、「RDX」、「MDX」、「ZDX」に続く、第4のSUVとして登場した、北米で製造されるコンパクトクラスのSUVです。
ボディサイズは全長185.8インチ(約4719mm)×全幅72.5インチ(約1841mm)×全高63.8インチ(約1620mm)、ホイールベースは104.5インチ(約2654mm)で、スタイリッシュでSUV らしい存在感を備えたモデルです。
今回発表された新型ADXでは、18インチホイールを装備する標準モデルとLEDフォグランプや19インチアルミホイールなどで、スポーティな内外装に仕立てたAスペックを設定。トップグレードのAスペック・ウィズ・アドバンスパッケージには、グロスブラックのミラー、ブラックカラーの 19 インチホイール、ヒーター付きステアリングホイール、サラウンドビューカメラシステム、さらに高級オーディオブランドであるBang&Olufsenのパワフルなサウンドシステムなど快適装備が充実しています。
エクステリアは、アグレッシブなフロントフェイスにオープンフレームのダイヤモンド ペンタゴン(五角形)グリルを備えています。また、ボディの両端にセットされるアキュラのシグネチャーであるシケイン状のLEDデイタイムランニングランプとテールランプによって、よりスポーティで幅広のスタンスを強調しています。
インテリアには、インテグラと共通するスポーティでパーソナルなコックピットデザイン、高級素材、金属調の加飾パネルを新たに取り入れています。
10.2インチの大画面インフォテインメントシステムにはGoogleビルトインを搭載し、ステアリングを握った状態で、音声により電話の発信やメッセージの送信、車内の温度、ナビのセットをしたりすることができます。
搭載するパワートレインはインテグラと同じ1.5リッター直列4気筒VTECガソリンターボエンジンにCVTを組み合わせます。駆動方式はFFモデルに加え、全グレードで4WDも設定しています。
その他には、4つの走行モード選択機能「インテグレーテッドダイナミクスシステム」を備えます。4つの走行モードは「スノー」「コンフォート」「ノーマル」「スポーツ」から選択可能で、これにより優れた走行性能を実現しています。
なお、Aスペック・ウィズ・アドバンスパッケージには、「インディビジュアル」モードが追加され、走行モードを自分好みにカスタマイズができます。
先進運転機能では、衝突被害軽減ブレーキや低速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール、渋滞アシスト、ブラインドスポットモニターなどを含めた最新の「アキュラ ウォッチ」を搭載しています。
新型ADX は2025年初頭にアキュラのディーラーに並ぶ予定です。価格は未発表だが、3万5000ドル程度(約540万円)からとされています。
11/22 11:40
VAGUE