2024年秋に日本上陸決定! 全長4.1mのジープ最小コンパクトSUV 新型「アベンジャー」ってどんなクルマ?
欧州ですでに発売され、人気となっているジープのコンパクトSUV新型「アベンジャー」の日本語版ティザーサイトが公開されました。2024年第3四半期に日本上陸する予定といいますが、どんなクルマなのでしょうか。
まずは156馬力モーター搭載の電気自動車(EV)が日本登場予定
ステランティスジャパンは2024年6月6日、ジープ新型「Avenger(アベンジャー)」の国内販売に先立ち、ティザーサイトを公開しました。
新型アベンジャーの国内発表は同年第3四半期を予定しているといいます。ティザーサイトでは今後、新型アベンジャーの商品情報やキャンペーン情報など、さまざまな情報を公開していくといいます。
ジープ新型「アベンジャー」とはどんなクルマなのでしょうか?
新型アベンジャーは、2023年1月に欧州市場でデビューしたコンパクトSUVです。
2022年10月にパリ国際モーターショーにおいて世界初公開された、ジープブランド初となるバッテリー式電気自動車(BEV)で、ボディサイズは全長4084mm×全幅1776mm×全高1528mm、ホイールベースは2562mm(欧州仕様)という大きさとなっています。
ジープのコンパクトSUV「レネゲード」よりも約160mm小さく設計されているため、ジープのラインナップのなかでもっとも小ぶりなボディが特徴となっています。
156馬力・260Nmを発生するモーターを搭載し、前輪を駆動するEV(電気自動車)モデルで、搭載されるリチウムイオンバッテリーは54kWh、WLTPモードで最大400kmの航続距離を誇ります。
新型アベンジャーは「Selec-Terrain(セレクテレイン)」とヒルディセントコントロールを標準装備。アプローチアングルとデパーチャーアングル、そして最低地上高200mmの確保など、ジープモデルらしくオフロード走行にも対応するといいます。
エクステリアはジープらしい力強いルックスが印象的で、象徴的な7スロットグリルや膨らんだフェンダー、台形のホイールアーチを装備し、角ばったデザインがオフローダーとしての存在感を与えます。
フェンダーも張り出している一方で「ラングラー」などと比較すると流れるようなデザインになっていることから、近代的な街中でも違和感がないスタイルです。
インテリアはラングラーのものを彷彿とさせる水平基調のデザインを採用。ダッシュボード中央には10.25インチのタッチスクリーンが設置され、機能性も高い内装に仕上げられています。
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欧州市場では最初に登場したEV(電気自動車)をはじめ、プラグインハイブリッド(PHEV)の「アベンジャー e-ハイブリッド」、さらにガソリンエンジン車(ICE)、さらにマイルドハイブリッドの4WDモデル「アベンジャー4xe」も用意されていますが、日本市場ではまず、EVバージョンが登場する予定です。
06/09 08:30
VAGUE