地下鉄「東京メトロ」 東証プライム市場に上場 初値をもとにした時価総額は9500億円規模で6年ぶりの大型案件

地下鉄の「東京メトロ」が東証プライム市場に上場しました。初値をもとにした時価総額は9500億円規模で、6年ぶりの大型案件です。

記者
「きょう上場した東京メトロ。取引開始から1時間以上たって今、初値がつきました。初値は1630円です」

けさ上場した東京メトロには、投資家の期待感から買い注文が殺到し、初値は売り出し価格の1株1200円を3割以上、上回りました。

国と東京都で全ての株を保有してきた東京メトロは、完全民営化の方針が法律で決まっていて、今回、国と都は合わせて50%を売却。国の収入は東日本大震災の復興財源に充てられます。

一方で、国と都は2030年代半ばの開業を目指す有楽町線と南北線の延伸をスムーズに進めるため、当面、株を持ち続けます。

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