円下落、150円台前半=米景気堅調の見方で―東京市場

18日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台前半に下落した。約2カ月半ぶりの安値水準。米国経済は堅調との見方が広がり、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。午前9時現在は150円09~11銭と前日比32銭の円安・ドル高。
前日の海外市場では、米国の9月の小売売上高などが良好だったことを受けて円は150円台に下落。18日の東京市場はこの流れを引き継いだ。市場では「米経済は底堅く、今後の米国の利下げが想定より緩やかに進むとの観測から長期金利が上昇、ドル買いが強まった」(外為仲介業者)との声が聞かれた。

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