東京円、32銭安の1ドル=149円76~78銭…FRBの利下げ巡りドル売り円買いが優勢

 17日の東京外国為替市場の円相場は午後5時、前日(午後5時)と比べて32銭円安・ドル高の1ドル=149円76~78銭で大方の取引を終えた。

日本銀行本店

 米国経済の堅調さを背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペースが緩やかになるとの見方が市場で広がっており、運用に有利なドルを買って円を売る動きが優勢だった。ただ、心理的節目とされる150円を目前に、投資家には様子見姿勢もみられた。

 対ユーロでは、09銭円高・ユーロ安の1ユーロ=162円54~58銭で大方の取引を終えた。

ジャンルで探す