長時間フライトでの安眠に“ハニワ”スタイルの「ネックピロー」がかなりイイ感じ

秋の旅行シーズン、電車やバスに飛行機と移動シーンでの必需品といえば、やっぱりネックピローですよね。長時間移動で「絶対持って行く!」という人も多く、自分好みのアイテムを見つけるのに苦労する一品でもあります。頭をあてたときのフィット感、肩乗せ時のボリューム具合、はたまた持ち歩き時のサイズなど、チェック項目は多いもの。

使った時の疲れ具合の軽減度や寝付きの良さから今や手放せないギアですが、リカバリーウエアが人気のTENTIAL(テンシャル)から、その名もズバリ「Neck Pillow」(5940円)が先日発売されました。移動時の体の休息は到着先での行動に多大な影響を与えるもの。早速、約8時間程のフライトで、その寝心地試してみました!

 

■背骨ギミックで自由自在パキパキ動かせる

まず開封の儀の際に驚いたのがギミック。低反発ウレタンの中に、背骨状のポリカーボネート素材が入っていて、心地よいモキュモキュ感とともにグググっと自由自在に曲げることができるんです。

伸ばせば1本に、お馴染みの半月型からくるりと片方だけ曲げればハニワが手を挙げているようなスタイル(勝手にハニワスタイルと命名)まで、好みの形状で使えます。

形を色々変えながら気づいたのは、首があたる部分に凹みがあるということ。低反発ウレタンをアーチ状に形成し、首回りのホールド感を高めているんだとか。

低反発ウレタンは、高級枕に使われる素材とのことで、しっとりもっちもち。吸い付くような肌触れ感とほどよい弾力がたまりません。

今回のフライトは窓側席だったのでハニワスタイルで壁側に片側を立て、そこに頭をもたれ掛けて使ってみました。しっかり頭を支えてくれるうえ、抜群のフィットでグッスリ〜。寝起きの首周りのゴキっと感も低減でき、目覚めも想像以上に良い印象。就寝前に首や頭をいろいろ動かして、自分なりのスイートスポットを見つけるとより快適に安眠できるなと感じました。

使用前後は付属の保護ケースで保管も。くるっと螺旋状にまとめてサクッと収納。ストラップでスーツケースやバッグにスッと吊るせます。欲をいえば、少し暗めのカラーだと汚れを気にしなくてすむのになぁ〜。

ちなみに今回、履くだけででむくみを軽減してくれるお助けアイテム、TENTIAL「Flight Sleeves」(3960円)も持参。足首から上にいくにつれ圧力が29hPa→16hPaと低くなる段階着圧で、よくある履く時の「きっつ!」もありません。機能繊維・SELFLAMEであったか〜、フライト中の寒さ対策にも使えました。

こちらは薄いのでネックピローのケースの中にイン。常にペアで使えるようスタンバイ中です。眠りからむくみ、防寒まで、ピローとスリーブで機内対策はこれでほぼ完璧! 次のフライトもガッツリ使い倒すぞ〜。

>> TENTIAL

<文・写真/相川真由美>

相川真由美|エディター/ライター。ライフスタイル系雑誌の編集アシスタントを経て、IT系週刊誌・月刊誌で約10年以上編集者として刊行にたずさわる。現在は、フリーの編集記者として国内外のテーマパークやエンタメ、ならびに観光、航空関連の取材・インタビューを中心に執筆中。

 

 

 

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