台風5号 交通機関への影響予測 三連休最終日は東北地方に影響大(11日13時更新)

三連休の最終日12日(月)にかけて、台風5号の影響で東北を中心に雨や風が強まり、鉄道や高速道路、飛行機などの公共交通機関に大幅な乱れが生じる可能性があります。お出かけの際は、台風情報・気象情報と運行情報の確認を忘れずに行ってください。

連休明けの13日(火)は、台風5号によって運ばれた温かく湿った空気によって、関東甲信や北陸、東海ではゲリラ豪雨が発生するおそれがあります。特に午後から夕方にかけて天気急変に注意が必要です。外出の際には、傘や雨具を準備しておくと安心です。

<高速道路>東北は一部通行止めも

11日(日)は、東北を中心に次第に雨や風が強まり、速度規制が実施される可能性があります。

12日(月)は、台風が上陸する予想で、特に、秋田・岩手・山形・宮城県内の高速道路(東北道、常磐道など)では、大雨により一部区間で通行止めが発生する可能性があります。

車で移動を予定されている方は、各高速道路会社のホームページや交通情報をこまめに確認し、安全な移動を心がけてください。

また、12日(月)と13日火)の夜は、関東甲信や北陸、東海の山沿いの路線を中心に雷雨となり、雨による速度規制が実施される可能性があります。

<鉄道>東北は運転見合わせのおそれ

【在来線】
11日(日)は、東北を中心に段々と雨や風が強まり、列車の遅延が発生する可能性があります。

12日(月)には台風が上陸する予想で、東北太平洋側の路線を中心に、終日運休となる可能性があります。運転再開は13日(火)の始発からとなる見込みですが、大雨の影響が大きい路線では運転見合わせが継続する可能性もあります。なお、関東でも沿岸部を中心に風が強まり、遅延が生じる可能性があります。

また、12日(月)と13日(火)の午後は、関東甲信や北陸、東海の山沿いの路線を中心に雷雨となり、雨によって遅延が発生する可能性があります。

【新幹線】
12日(月)は、東北新幹線、山形新幹線、秋田新幹線の一部区間で運転見合わせの可能性があります。

なお、先月7月25日の大雨災害で運休していた山形新幹線は、昨日10日(土)に運転を再開しましたが、今後の大雨の影響により、再び運転見合わせとなるおそれがあります。

ご利用の際は、各鉄道会社のホームページや交通情報をこまめに確認し、最新の運行状況を把握するようにしてください。

<航空>欠航または条件付き運航あり

12日(月)は、台風が通過する予想で、東北の空港を中心に欠航や条件付き運航となる可能性があります。

ご利用予定の便の最新運航情報を、各航空会社からの発表を通じて随時ご確認ください。また、早めの空港到着や代替手段の検討など、安全を最優先にした対応を行ってください。

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