道東道直結の“新道”がついに完成! 高速道路開通と同時に国道「8.8kmバイパス」の残り区間が拡幅

国道38号「釧路新道」が、全線4車線化します。

釧路新道が全線4車線化

 国土交通省北海道開発局釧路開発建設部は2024年11月18日、国道38号釧路新道が12月22日に全線4車線化すると発表しました。

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国道38号釧路新道と道東道が接続する釧路西IC付近。2024年9月時点(画像:国土交通省北海道開発局釧路開発建設部)。

 釧路新道は、釧路市街の北側を通る延長8.8kmのバイパスです。釧路空港や釧路港への物流の効率化などを支援をするとともに、市街の混雑や事故の低減を図り、定時性・安全性の向上を目的に整備されてきました。

 12月22日には、2車線(片側1車線)として残っている釧路市の大楽毛(市道星が浦北通)から北園(釧路西IC)までの区間が、4車線(片側2車線)に広がります。これにより全線が4車線化し、1992年度から進められてきたバイパス整備事業が完了します。

 なお、同じ12月22日は、道東道の阿寒IC~釧路西IC間17kmも開通し、釧路西ICで釧路新道とつながります。

 この開通により道東道は、千歳恵庭JCT(千歳市)から釧路西ICを経由して、すでに開通している釧路別保IC(釧路町)までが一本につながります。

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