「札幌‐釧路」ついに高速道路で直結! 道東道17kmが12月開通 既存区間とつながり一本に
札幌と釧路が、高速道路で直結します。
「釧路外環」を「道東道」に改称
国土交通省北海道開発局釧路開発建設部は2024年11月18日、道東道の阿寒IC~釧路西IC間が12月22日(日)15時に開通すると発表しました。
道東道は、千歳市の千歳恵庭JCTと、釧路町の釧路別保ICを東西に結ぶ高速道路です。途中で本線と分かれて足寄ICに向かう支線もあります。
そして今回、本線の阿寒IC(釧路市)から釧路西IC(同)までの17.0kmが開通を迎えます。これにより東側ですでに開通している釧路西ICから釧路別保ICまでの区間と一本につながります。なお、この区間は釧路外環状道路から道東道に名称が変わります。
釧路開発建設部によると、札幌~釧路間の所要時間は、道東道整備前の一般道時代は6時間36分でしたが、現在の道東道・阿寒ICまでの開通で4時間19分となっており、さらに今回の釧路西ICまでの開通で4時間12分まで短縮されるといいます。
なお、今回の開通区間は幅12m・2車線・通行無料の自動車専用道路です。また、開通区間の阿寒IC~釧路西IC間には「釧路空港IC」が設置されます。ICから空港までは約5kmです。
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道東道の開通に合わせて、12月22日には、国道38号釧路新道が全線4車線化されます。
釧路市の大楽毛(市道星が浦北通)から北園(釧路西IC)までの区間で工事が完了し、片側2車線ずつに広がります。これにより、1992年度から進められてきた延長8.8kmのバイパス整備事業が完了します。
11/19 08:12
乗りものニュース