相鉄・二俣川「駅前ぶち抜きトンネルの“続き”」開通近づく 保土ケ谷BPへ通じる2つの道路

既存開通部も効果が出ています。

二俣川の「免許センターじゃない側」激変

 横浜市が相鉄線の二俣川駅(旭区)付近で整備を進めている2つの道路について、開通へ向けて工事が進んでいます。

Large 241008 futamata 01

二俣川駅南口を望む。2023年春に駅前を貫くトンネルが開通(画像:横浜市)。

 二俣川駅の南側は、東西道路「鴨居上飯田線」の約1km区間が2023年3月に開通。相鉄いずみ野線沿いから二俣川駅南口ロータリーの真下を貫くトンネルができました。そこからさらに東へ、保土ケ谷バイパスをくぐり本宿地区までの区間も工事が進んでいます。

 さらに、これと接続し保土ケ谷バイパスの南本宿ICへつながるのが、「保土ケ谷二俣川線(本宿地区)」約400mです。2023年度末の事業進捗率は83%まできています。南本宿ICに接続している既存の保土ケ谷二俣川線を一部拡幅、一部バイパスする形で鴨居上飯田線と接続しています。

 2024年10月2日の横浜市決算特別委員会で山中竹春市長は、両路線について2025年12月までに開通ができるよう工事を進めるとしました。保土ケ谷区の磯部圭太議員の質問に答えました。

 また、田中洋介道路局長は2023年開通の鴨居上飯田線開通により、通学路の交通量が3割減少し、二俣川駅西側で相鉄線の南北を行き来する、さちが丘陸橋の交通量が約2割減少したと答弁しました。

ジャンルで探す