超巨大“足場要塞”またお見せします!! 上信越道の「岩塊撤去工事」再び公開 ただ“ちょっと小さくなってます”

削った岩もぜひお土産に!

「岩塊撤去」2度目の一般公開へ

 NEXCO東日本長野工事事務所は2024年10月7日、上信越道で大規模に岩塊撤去を進めている「北野牧工事」の現場を11月に公開すると発表しました。6月の公開が好評だったため、2度目の開催が決まりました。

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上信越道で行われている岩塊撤去工事の現場。2024年6月(乗りものニュース編集部撮影)。

 上信越道の松井田妙義IC-碓氷軽井沢IC間にある「北野牧トンネル」(群馬県安中市)上にそびえる巨大な岩塊を撤去する工事です。落石対策として、この岩塊を撤去する工事が進められています。

 高速道路を止めずに作業するため、ダイナマイトなどは使えず、上から少しずつ岩塊を削っています。本線上に石ころ一つでも落としたら大問題になります。そのため安全対策として要塞のような足場が築かれているのです。

 準備工事に6年をかけ、2023年2月から岩塊の撤去が始まりました。高さ70mほどの岩塊は、現時点で約40mまで削られています。

 運搬路として設けられた仮桟橋や、ダンプトラック2台が一度に乗れるインクラインを使って岩塊に上がり、掘削現場を見学できるほか、人員輸送のため急峻な山中に設けられた工事用モノレールの乗車も予定されています。

 今回の現場公開は11月16日(土)に実施。参加費は無料。集合・解散場所はJR横川駅です。定員は午前・午後とも各18組36人(1組2人まで)。対象は小学生以上ですが、18歳未満が参加する際は、18歳以上の同行が必須です。

 申し込みはNEXCO東日本のウェブサイトで10月27日(日)まで。応募多数の場合は抽選です。ちなみに、6月の第1回開催では2000人弱の応募があり、倍率にして約50倍でした。

※一部修正しました(10/8 14時27分)

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