珍しい「自由席の航空会社」、ついに「オール自由席」スタイルを見直しへ…なぜなのか?

こんな日が来るなんて!

プレミアムシートの導入も

 アメリカのLCC(格安航空会社)、サウスウエスト航空が投資家向け説明会を実施し、新たな変革計画を発表しました。同社はこれまで、早いもの順で乗客が好きな席に座る「自由席」スタイルを採用するユニークな運用を特徴としてきましたが、今回の計画では、これが見直される予定です。

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サウスウエスト航空機(乗りものニュース編集部撮影)。

 サウスウエスト航空では、2025年後半にも座席指定の販売を開始し、2026年前半にも、座席指定サービス導入便の最初のフライトを開始する予定といいます。同社の乗客における、座席指定サービスの強い需要に応えたものとのことです。

 これまで同社ではチェックイン順に「整理番号」が発行され、その順序に従って機内に乗り込み、好きな席に座るスタイルが採用されてきました。同社は同時に「サウスウエスト航空のユニークで人気の高い搭乗方法は維持される」ともしており、自由席での搭乗が完全廃止されるわけではないようです。

 なおこのほか、今回の変革計画でサウスウエスト航空は、足元の広いプレミアム シートの導入や搭乗手続きの刷新などを掲げています。

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