いよいよつながる山形新幹線「新アプローチ線」 利便性向上の切り札 接続工事で列車運休へ
まだ使いませんよ!
「アプローチ線」工事で奥羽本線を運休
JR東日本東北本部は2024年9月18日、奥羽本線で線路切り替え工事のため10月26日(土)に一部列車を運休すると発表しました。山形新幹線向けに福島駅で建設している「上りアプローチ線」工事の一環です。
新設の上りアプローチ線を既存の線路につなげる作業を行います。これに伴い10月26日(土)は14時頃から翌27日(日)早朝まで、福島-庭坂間で運休し、バス代行運転となります。なお、山形新幹線「つばさ」と奥羽本線の庭坂-米沢間の普通列車は通常通り運行されます。
上りアプローチ線は、山形新幹線「つばさ」が走る地上の奥羽本線から高架の東北新幹線へとつなぐ線路を新設するものです。現在は1本のホームとアプローチ線を上下列車で共用し、2か所の平面交差があるためダイヤ上の制約となっています。
これに対し上り専用アプローチ線を新設すると、上下線を分離でき、平面交差も解消し、上下列車の福島駅同時発着が可能に。これは輸送障害時のダイヤ復旧時間を短縮することに主眼が置かれています。
なお、上りアプローチ線の使用開始は2026年度末の予定です。
09/19 07:12
乗りものニュース