圏央道ICに通じる“猛烈渋滞ポイント”変わる? 築80年の橋を架け替え「新ルート」開通へ “西武の駅前まるごと大改変”の一環

とんでもなく詰まってました。

「入間のボトルネック」変わるか? 架け替えが進捗

 入間市(埼玉県)は2024年8月28日、街路築造工事を進めている国道299号「黒須中央通り線」について、開通スケジュールを発表しました。

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中央が国道299号の霞橋。架け替え工事に伴い前後が仮設道路経由となっている(画像:Google earth)。

 同路線は所沢方面から圏央道の狭山日高ICへ通じるルートですが、霞川に架かる霞橋が築80年を経て老朽化したことから、架け替えと合わせて街路築造工事が進められています。場所は西武池袋線入間市駅の北口(西側)で、駅前から国道16号を越える範囲で大規模に土地区画整理が行われており、その一環でもあります。

 現在、国道16号と299号が交わる河原町交差点から霞橋の先までは、架け替え工事に伴う仮設道路経由となっていますが、9月上旬には新しい橋を通る新ルートが開通し、上下線が分離されます。狭山日高IC方面は新ルート、所沢方面は仮設道路を通るようになります。

 この河原町交差点の前後は慢性的な渋滞が発生していますが、工事の進展に伴い6月から仮設道路の1車線分が規制されており、混雑が激しくなっていました。分離後は上下線ともに2車線が確保されます。

 年内にはさらに新ルートを4車線化し、仮設道路を撤去します。一連の工事は3月末までに完了の予定です。

 この周辺では国道16号の4車線化(2016年完了、埼玉最後の4車線化区間)や土地区画整理が並行して進められ、国道299号や、所沢方面から来る国道463号の接続点が河原町交差点に集約される形で、線形が大きく変化しました。入間市駅北口の土地区画整理によって、今後さらに変貌する見込みです。

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