最寄りICより「遠いIC」の方が早く着く!? 知ってるとお得な「急がば回れルート」国交省事務所が活用呼び掛け

松山市内から高松方面に向かう際は、最寄りの松山ICを避けた方が、早くて安いかも……。

激しく混む国道33号

「松山市中心部や道後温泉から高松方面に向かう場合、松山ICより川内ICの方がお得!」
 
 国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所が、このような呼び掛けをしています。

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混雑する国道33号南行。2024年5月3日午前10時頃撮影(画像:国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所)。

 松山道から松山市中心部や道後温泉に向かう際は、松山ICが最寄りのICとなりますが、お盆などは接続する国道33号が激しく渋滞するといいます。

 同事務所が交通状況の調査結果を分析したところ、道後温泉付近から高松方面に向かう場合、国道33号から松山ICを経由するルートより、国道11号から川内ICを経由するルートの方が、最大で約8分早いケースもありました。特に午前8時~11時は、このように川内ICが「有利」だったとしています。

 さらに、国道11号経由は高速料金を250円節約できることから、「経路の変更にぜひご協力ください」と呼び掛けています。ちなみにETC搭載車は、東温スマートICも利用可能です。

 同事務所は、お盆期間中の渋滞緩和を目的に、ナビゲーションサービス、VICS、ポスター、路上看板などで経路誘導を実施する方針です。

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