「志布志市志布志町志布志」がもうすぐ“高速直結” 「都城志布志道路」全通へ最終準備 “さんふらわあ”超便利に!

両端が延伸します!

「志布志市志布志町志布志」の港につながります

 国土交通省 宮崎河川国道事務所は2024年9月10日、「都城志布志道路」の事業進捗に伴い、都城市内の国道10号にて30日(月)に車線切り替えを行うと発表しました。

Large 240910 shibushi 01

都城志布志道路の都城IC付近。2024年度開通予定(画像:宮崎河川国道事務所)。

 都城志布志道路はその名の通り、宮崎県南部に位置する宮崎道の都城ICと、鹿児島県の志布志港(志布志市志布志町志布志)を南北に直結する高規格道路です。2024年度に、都城市内5.7kmが延伸し、都城ICへ直結する予定。

 今回の車線切り替えは都城ICへの接続準備の一環として、国道10号の車線の一部について、都城志布志道路をくぐるトンネル(カルバート)経由に切り回します。

 また、2024年度には志布志市内でも志布志ICから志布志港までの3.2kmが延伸する予定。志布志港のコンテナターミナルから高規格道路へ直結するルートが誕生します。

 志布志港は南九州随一の重要港湾で、商船三井さんふらわあの大阪-志布志航路(さんふらわあ さつま/きりしま)が就航しています。国内有数の農畜産地域である南九州の食糧輸送などが盛んなほか、コンテナ貨物量は博多港、北九州港に次ぐ九州3位で、木材輸送は日本一です。

 志布志には東九州道が鹿児島市方面まで先につながりましたが、ついに宮崎道への直結が図られます。さらに、いずれ東九州道が日南方面からも延伸し、3方向の高規格道路がつながる予定となっています。

ジャンルで探す