“史上初の戦果”ロシア軍のヘリ「ドローンで撃墜された」可能性 残がいの映像も拡散

すでにテレグラムやXなどで拡散中。

FPVドローンを使用しての攻撃か?

 ロシア軍のMi-8ヘリコプターがドローンにより撃墜されたと2024年7月31日、ロシアの情報筋が明かしました。

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主に兵員輸送や物資輸送などに使われるが、地上攻撃も可能なMi-8ヘリコプター(画像:ロシア国防省)。

 最初この情報は、前線の様子を紹介するロシアの従軍記者ボリス・ロジン氏から出ました。同氏によると、ウクライナ東部ドネツィク州の州都ドネツィク近郊で、Mi-8が自爆ドローンと思われる飛翔体によって撃墜されたとのことでした。

 その後、テレグラムやXなどのSNSでは、墜落現場の画像とされるものが投稿され、軍事ブロガーなどが一斉に拡散しました。ロシア軍の同士討ちという説もあるようですが、ウクライナ軍による攻撃の方が有力とみられています。

 海外のミリタリー系メディアなどによると、攻撃に使われたのはオペレーターが自分の目のように一人称視点で操作できるFPVドローンで、攻撃は機体本体ではなく、機体上部のメインローターか尾部のサブローターを狙ったと推測されています。

 これまでもウクライナ軍は同様の方法で、ロシア軍ヘリコプターの撃墜を試みており、撃墜寸前まで追い込んだケースもありました。

 なお、ウクライナ国防省からはこの戦果の有無についての発表はまだありませんが、もし撃墜が確定だとすれば、有人の航空機が無人機に撃墜された史上初の出来事となります。

【画像】確かにヘリの残がいっぽい…? これが、撃墜されたとされる機体です

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