サンディエゴで日本配備空母の”艦交代”実施 新たな空母は年内に横須賀配備へ!

年末には日本に到着する予定です

「ジョージ・ワシントン」が再び横須賀へ

 アメリカ海軍は2024年7月29日、アメリカのカリフォルニア州サンデイエゴにあるノース・アイランド海軍航空基地にて、原子力空母「ロナルド・レーガン」と「ジョージ・ワシントン」が「艦交代(Hull Swap)」を実施したことを発表しました。

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今年末に横須賀基地に配備される原子力空母「ジョージ・ワシントン」(画像:アメリカ海軍)。

 艦交代は、これまで約8年半にわたりインド太平洋地域に前方配備されてきた「ロナルド・レーガン」の役割を、後任の「ジョージ・ワシントン」に引き継ぐものです。これにより、「ロナルド・レーガン」は搭載する原子炉の炉心交換を伴う大規模改修のためワシントン州ブレマトンへ、「ジョージ・ワシントン」は神奈川県にあるアメリカ海軍横須賀基地へとそれぞれ向かうことになります。

 なお、こののち「ジョージ・ワシントン」は8月1日付で、アメリカ海軍唯一の日本に前方配備される原子力空母として運用を開始することになります。そのため、まずは「ロナルド・レーガン」に搭載されていた艦載機を「ジョージ・ワシントン」へと積み替える作業が行われます。また、乗員についても「ロナルド・レーガン」から全体の13%にあたる約350名が「ジョージ・ワシントン」に配置替えとなります。

 「ジョージ・ワシントン」は、2008(平成20)年に原子力空母としては初めて横須賀基地に前方配備された空母で、今回は同艦にとって2回目の日本配備ということになります。横須賀基地への到着は今年末頃と予定されています。

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