米原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀入港 交代で2度目の配備

横須賀港に向かう米原子力空母「ジョージ・ワシントン」=2024年11月22日午前8時14分、神奈川県横須賀市沖、朝日新聞社ヘリから、相場郁朗撮影

 米原子力空母「ジョージ・ワシントン」(GW)が22日午前、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に入港した。5月に任務を終えて米国へ帰還した同型艦「ロナルド・レーガン」と交代しての配備となる。

 GWの配備は2008~15年に続いて2度目となる。前回の配備後に米国で原子炉の燃料棒交換を含む大規模な改修を終えた。今年10月、米カリフォルニア州サンディエゴを出港し、東シナ海での日米韓3カ国の共同訓練に参加していた。

 米国以外で唯一の米空母の母港である横須賀基地への配備は、1973年の初代ミッドウェーから歴代で6代目(計5隻)となる。初代から3代続けて通常型の空母が配備されていたが、4代目となるGWの前回配備が初の原子力空母だった。

 交代に合わせ、艦載機の一部が米海軍仕様の最新鋭ステルス戦闘機F35Cと輸送機CMV22オスプレイに替わる。日本初配備の両機種を含む艦載機部隊(第5空母航空団)は17日までに拠点の米軍岩国基地(山口県岩国市)に到着している。(具志堅直)

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