「夜行急行で活躍した豪華客車」東武線を走る!8月からSLに連結へ ノスタルジー感たっぷり
ラウンジもあります。
SL客車を展望車から「ドリームカー」に変更
東武鉄道は2024年7月22日(月)、SL「大樹」の青色編成の2号車に連結している展望車を「ドリームカー」に変更すると発表しました。
「ドリームカー」は、JR北海道が国鉄時代に誕生した14系客車を改造し、1988(昭和63)年より札幌~釧路間の夜行急行「まりも」、その後に札幌~青森間の夜行急行「はまなす」などで使用してきた車両です。6段階式リクライニングシートで、1160mmというグリーン車と同等のシートピッチ(座席の前後間隔)が特徴。車端部にはラウンジが設けられています。
JR北海道で活躍した後、「オハ14 505」が東武鉄道に譲渡され、2019年から「大樹」の客車として運行を開始していますが、常に連結されているわけではありません。「まりも」や「はまなす」が廃止となった現在、往年の夜行急行列車のノスタルジーを感じることができる貴重な存在となっています。
車両の期間は2024年8月24日(土)~2024年9月25日(水)の間。なお、ラウンジ(8席)は指定席券を持っていれば自由に利用できるとしています。
07/23 10:42
乗りものニュース