日本とロシアのミサイル艇同士がにらみ合い!? 北海道沖にロシア艦2隻が出現 自衛隊が警戒・監視

黒海でウクライナ軍に撃沈された艦と同型。

ロシア軍のミサイル艇2隻が宗谷海峡に

 防衛省・統合幕僚監部は2024年7月3日、礼文島(北海道)の北西約50kmの海域で、ロシア軍のタランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻を確認したと発表。自衛隊が撮影した写真も公開しました。

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ロシア海軍のミサイル艇を監視した海上自衛隊の「わかたか」(画像:海上自衛隊)。

 タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇は、旧ソ連時代から運用されている艦艇で、小型の船体に艦対艦ミサイルを装備しているのが特徴です。2024年2月には同型艦の「イワノヴェツ」が、黒海でウクライナ軍の無人水上ドローンによる攻撃を受けて沈没しています。
 
 防衛省によると、今回確認されたのは艦番号「991」「971」の2隻で、宗谷海峡を東進したとしています。
 
 自衛隊は、海上自衛隊第1ミサイル艦艇所属のミサイル艇「わかたか」、第2航空群所属のP-3Cにより、警戒監視・情報収集を行ったとしています。

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