崩土発生のクネクネ国道、山を貫くトンネル建設へ 復旧にあたり別ルート採用 奈良

死者を出す災害でした。

深層崩壊の危険性が判明

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奈良県下北山村上池原の国道169号で昨年末に発生した崩土(画像:国土交通省 奈良国道事務所)。

 国土交通省 奈良国道事務所は2024年6月27日(木)、崩土災害に見舞われた下北山村の国道169号について、別線トンネルルートにて復旧すると発表しました。同村上池原では2023年12月23日、国道脇の土砂が長さ約40m、幅約20mにわたって崩れ、走行していた車両が巻き込まれるなど死傷者を出す惨事となりました。

 復旧にあたっては、現道の西側の山中を貫く延長約2.7kmのトンネルを建設。現道とは前鬼橋と上池原交差点で接続し、貯水池に沿い急カーブが連続する現道を克服します。

 別案として現位置復旧や貯水池への架橋も検討されましたが、施工の難易度や維持管理、工期などを比較し別線トンネルとなりました。なお当該地域では地質調査により、深層崩壊の危険性や地すべり伴う緩み地形の存在が判明したといいます。

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