中国軍の「異形機」日本に接近!主翼と尾翼がくっついてる? 奇妙な外観を自衛隊が撮影

ぐるぐる飛行。

中国軍の無人機を東シナ海で確認

 防衛省・統合幕僚監部は2024年6月25日(火)、中国軍の無人機1機が、東シナ海上空で確認されたと発表。航空自衛隊が撮影した同機の写真も公開しました。

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F-15J(画像:写真AC)。

 今回確認されたのは、「WZ-7」という偵察型無人機とのこと。大陸方面から飛来し、東シナ海上で旋回したのち、奄美大島北西沖まで飛行。その後、反転・北進し、再び旋回して大陸方面へ向けて飛行したそうです。

 これに対し、航空自衛隊が西部航空方面隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させ、対応にあたったとしています。

 WZ-7は全長約14.0m、翼幅23.0m、全高5.4m、最大離陸重量は約7500kg。比較的大型の無人航空機で、欧米などでは、アメリカ製の大型無人偵察機RQ-4「グローバルホーク」に相当する航空機だと言われることもあります。主翼と水平尾翼が結合した結合翼を採用しており、かなり変わった外観です。
 
 ターボファンエンジンを1基搭載し、巡航速度は750km/h、航続距離は7000kmと、長時間の滞空に優れているのが特徴です。2024年3月には、日本海上空でも確認されています。

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