東京メトロ「有楽町線の延伸」いよいよ本格化!「新駅」で街が大変貌? 駅出入口を整備へ

どんどん具体化してきました。

新駅の出入口整備に向けた用地取得を実施へ

 東京メトロ有楽町線の延伸(豊洲・住吉間)で設置される新駅整備に向けた動きが本格化します。東京メトロは2024年6月25日、「(仮称)枝川駅」「(仮称)千石駅」の出入口整備に向けて用地取得を行うため、用地の公募を実施すると発表しました。

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有楽町線の車両(画像:写真AC)。

 有楽町線の延伸区間は、豊洲駅から東西線の東陽町駅を経て、半蔵門線・都営新宿線の住吉駅に至ります。2024年6月17日付けで、東京都から都市計画決定の告示がなされたことから、延伸に向けた動きが本格化します。
 
 延伸区間は全駅が江東区に所在し、途中の枝川駅と千石駅は新規の駅となります。枝川駅は枝川二丁目付近、千石駅は千石二丁目付近に設けられる見込み。今回の応募対象者は、新駅周辺エリアの土地所有者や、建て替え・開発などを計画している都市開発業者となります。
 
 公募内容には、出入口用地の売却のほか、「建替えや再開発などに合わせた出入口の設置」という文言もあり、駅周辺で再開発が実施される可能性もあります。
 
 延伸区間の開業は2030年代半ばを予定。東京北東部や埼玉東部などから臨海部へのアクセス性が向上し、現状で乗り換え2回・約20分かかる住吉~豊洲間は直通約9分になる見込みです。

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