道狭くても「渋滞ゼロになりました!」 小田急線沿いの街道 “対応可能な対策”で効果てきめん!

やればできる!

小田急線沿いの「津久井道」で対策

 川崎市は2024年6月4日、県道世田谷町田線の「高石歩道橋下」交差点(麻生区)で実施した渋滞対策の効果について発表しました。

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小田急線沿いの世田谷町田線、高石歩道橋下交差点(画像:Google earth)。

 県道世田谷町田線は、東京の世田谷通りから続く、小田急線沿いの街道で「津久井道」とも呼ばれます。対策が行われた読売ランド前駅に近い高石歩道橋下交差点では、朝と夕を中心に上り車線の左折待ちにより渋滞が発生していたといいます。

 その原因は、左折車が多いことによる後続車の通行阻害でした。そこで今年3月、左折待機車両がいる場合でも直進車が通行できるよう、センターラインの位置を変更し、上り線を広幅員化。対策前に80mだった渋滞長はゼロに、最大通過時間も2分48秒からゼロ秒に減ったということです。

 この付近の世田谷町田線は、片方は線路に、片方には建築が立ち並び、拡幅が難しい場所です。川崎市は「現道の幅員内で対応可能な対策」について交通管理者と協議調整を進めて実施したとしています。

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