北海道 今年初の「熱帯夜」と「熱中症警戒アラート」(十勝地方)

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道内では、昨夜から今朝にかけての最低気温が25℃を下回らず、今年初めての熱帯夜となったところがありました。北海道で熱帯夜が観測されるのは、昨年(2023年)に続いて2年連続となりました。日中も厳しい暑さが続き、特に、十勝地方を対象に北海道で今年初めての熱中症警戒アラートが発表されました。

今年初の熱帯夜 道南では2年連続

北海道の上空約1500メートル付近に、平年より5℃前後高い暖気が流れ込みました。また昨夜から湿った空気の影響で雲に覆われたことによって、昨夜から気温の下がりにくい状態となりました。

道内では、昨日(22日)午後6時から今日(23日)午前6時までの最低気温は札幌で26.1℃、旭川で25.5℃、小樽で25.4℃など、道内の気温の観測点6地点で25℃を下回らず、今年初めての熱帯夜となりました。道内での熱帯夜は、昨年に続いて2年連続の観測です。

※熱帯夜とは、夜間(前日午後6時~当日午前6時)の最低気温が25度以上のことをいいます。なお、値は速報値であるため、修正される可能性があります。

十勝地方に今年初の熱中症警戒アラート

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帯広の今日の最高気温は34℃と平年より9℃も高い予想となっています。湿度も非常に高く熱中症の危険性が極めて高くなるとして、十勝地方に北海道で今年初めての熱中症警戒アラートが発表されています。

外出は出来るだけ控え、エアコンなどを適切に使用し涼しい環境で過ごしましょう。
こまめに休憩を取り、のどが渇いていなくとも定期的に水分や塩分を補給をしましょう。

なお、エアコンがないなど涼しい環境で過ごすことが出来ない場合は、肌を濡らして
団扇や扇風機で扇いだり、氷や保冷剤などを用いて冷やすことも対策としてよいでしょう。

適切な熱中症対策を心がけて下さい。

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