【母がいなくなってやっとわかった】ごめん。そしてありがとう。日々家族に愛情を注いでくれていた…老々介護の父と娘、50年前のお話【第3話まんが】

時と共に少しは母のいない生活に慣れていったが(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

95歳、男やもめの頑固な父を、67歳の一人娘が介護する…笑って泣ける介護連載『オーマイ・ダッド! 父がだんだん壊れていく』が好評につき単行本化。この物語を原作に、主人公たちの若い頃まで遡り、家族の物語をとんがりめがねさんの漫画でお届けします。

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1話から読む

母は39歳でこの世を去った

前話からの続き。病気が発覚してから1年も経たないうちに、手術の甲斐も虚しく、母は39歳でこの世を去った。

病気がわかってから1年経たず、母は39歳でこの世を去った。(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

私たちの前では平然としていた父だったが、一人泣いていることもあった。ずっと一緒にいるはずだと思っていた伴侶に先立たれた悲しみは、どれほどのものだっただろう。

父になんと声をかけていいのか、どうやったら父の悲しみに寄り添ってあげられるのか。10代の私にはまったくわからなかった。

↓↓↓学校の提出物など母の代わりに父がやることに

苛立つことも多かった

何回言ったら覚えてくれるのよ〜もうっ(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

学校の提出物などは、母の代わりに父がやることに。

なかなか覚えてくれない父に苛立つことも多かった。

↓↓↓母は私たちの為に日々を過ごしてくれていた

当たり前と思って過ごしてきた日々

お母さん、ごめん。そしてありがとう。(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

母が家にいてくれることが当たり前だと思って過ごしてきたこれまでの日々。

だけど母が家族のために何をやってくれていたのかを私たちはほとんど知らずにここまで来てしまった。今さらだけど、お母さん、ごめん。そして、ありがとう。

今になって、お母さんがどれだけ私たちのために愛情を注いでくれたのかを身をもって感じてるよ。

第4話へ続く

原作はこちら

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