石破茂新総裁が求める幹事長像「第一、選挙に勝つ」「第二、党内掌握し総裁に負担かけぬ」

自民党総裁選に勝利した石破茂新総裁は27日夜、党本部で行った記者会見で、幹事長に求める資質を巡って平成24年9月~26年9月の自身の幹事長時代を踏まえ、持論を語った。「第一の仕事は選挙に勝つことだ。選挙に強いことが極めて重要」と述べ、次期衆院選、来年7月の参院選、東京都議選を挙げて「1年を展望し各級の選挙がある。きちんと勝つということは要求される」と強調した。

次に挙げたのが「党内を掌握すること」。「なるべく総理総裁に負担をかけてはならない。第一線の人に負担をかけ、責任転嫁することはあってはならない。泥をかぶるのが幹事長の仕事だ」と述べ、自身の幹事長時代について「行き届かないことも多々あり、(当時の)安倍晋三総裁にご迷惑をかけたこともあったが、幹事長となる人はそういう人であってほしい」と求めた。「適材の人は党内にいる」とも語った。

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